
好きな人にだけは優しくしたい
性格が悪いので、好きな人以外の人間は薄っすら嫌いです。
というか、人間が嫌いです。
でもそれを表に出すことはしません。
そんなこと言ったらさすがにドン引きされるのがわかっているから。
その程度は考えられます。
でも、だからこそ好きな人には好きだと言い、気にかけているよと伝えることを怠りません。
だって好きな人には好かれたい。
打算的だと言われても仕方ないけど、そう思うのだからそうする。
どういう縁なのかわかりませんが、精神的に病んでる人を好きになることが多いです。
そういう私も精神的に病んでいるので、惹かれてしまうのかもしれません。
傷の舐め合いなのか、それとも少しだけ良くなってきている余裕から気にかけることができているのかはわかりません。
ただひとつ言えるのは、精神的に病んでいる人の創作はおもしろいことが多い。
先日も書いたと思いますが、尖ったセンスの方が多いんです。
それが羨ましい、妬ましいという気持ちもなくはないですが、それよりその尖った人が創作を続けられるような精神状態であって欲しいという願いがあります。
だっておもしろいお話読みたいですから。
自己中だと言われても仕方がないです。
心地良く創作をしてもらえるためなら、私が心を尽くして言葉を贈ることなんて大したことないです。
好きな人にだけは長く創作していて欲しい。
尖ったセンスの話を読ませて欲しい。
例えその人が界隈で少し煙たがられていても、私に害がない限りは好きでい続ける覚悟です。
誰かがその人を嫌いだと、苦手だと言ったとしても、私にとっては大切な人だと思える。
そのくらい自他境界線はハッキリ区別しているつもりです。
〇〇さんが△△さんのこと嫌いって言ってたから嫌い~ってなるほど幼稚ではないのです。
さすがにいい大人ですから。
好きな人には好きだと伝えて、私はあなたのことを好きだし、何かあれば話し相手になれることもあるよ、と伝えることが、返って負担になる可能性も考えます。
でも、関係が壊れるのを恐れるあまり何も言えず、存在を忘れ去られるよりは余程いいはずです。
好きな人にだけは幸せでいて欲しい。
そういう利己的な感情から、優しくしていたりするわけですが、優しくされて嫌だと思う人もいないと思いたい。
私だって弱っているときに優しい言葉をかけてくれる人がいたら好きになっちゃうかも。
人って支え合うと言うじゃないですか。
それが同人関係の人間関係で起こっていてもおかしくないですよね。
ここで言う「好きな人」というのは人間的に、創作的に好きな人なので、恋愛的に好きという人とは違います。
もう恋愛とかウンザリなんで、人間的に好きな人のことを書いています。
人間的に好きな人にLOVEの気持ちを持ってもいいじゃないですか。
見返りを求めるわけでもなく、ただ健やかに創作をしてほしい。
という思いで優しく接する。
これっていいことなのか悪いことなのか、判別つきませんが、別に悪いことではないと思いたい。
みんなに健やかに創作活動してほしい。
苦しいときには頼って欲しい。
たまには私という存在を思い出してほしい。
これって欲ですよね。
でも欲のない人間なんていないので、私は私の思うがままに進みます。
いつか誰かの助けになれたらいいな、と思いながら。