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多文化共生の注意点
皆さんこんにちは。行政書士市川聡子事務所の市川です。
本日は多文化共生について書いて行きます。
多文化共生と言うと、皆さん何を思い浮かべますか?
先日別の多文化共生関連の記事
を書いていますが、本日は多文化共生の「受け入れる側の日本人」についてです。
多文化共生で取り上げられているのは外国人が来日後に日本に溶け込めるのか?だったり、日本語学習や生活についてが多いです。
が、その周囲には戸惑っている日本人が多いのも現実。
私が上海に赴任した際にはさして特段何か生活についての注意を言われる事は有りませんでした。
借りていた部屋の大家さんからは、ルームシェアは禁止。日本人はキレイ好きだし、女性だから大丈夫だと思うけど、キレイに使ってね。とだけ言われていました。
と言うか、上海在住時は周りの部屋の自由奔放な上海人のおじいちゃんに振り回されていたような感じです。だいたい昼間は冬でも毎日ドア開けっ放しでテレビを爆音で見たり、エレベータードアの真ん前でお札燃やして警報鳴らしたり、そもそもお部屋の掃除を長らくしてなさそうな悪臭もしたり、とか結構な迷惑を被ってました。
それはこちらの言い分ですが、上海人のおじいちゃんにしてみれば、毎日変な料理のにおい(日本料理)がしてきて嫌だな。。。とか、毎朝早く起きてガタガタしててうざいなぁ。。。とか、毎日掃除機の騒音がうるさい!とか(これらは私の想像ですが)思っていたかもしれません。
自分は中国に赴任する前から中国語も話せたし、以前中国留学、現地採用で6年半ほど住んでいたし、そこまでとっても困ることなく生活はできました。困った事と言えば、スマホが無いと何もできない国でして。コロナが蔓延した後は、会社が借りていたオフィスビルに入るにもスマホのQRコードで本人確認が必要だったり。。。独特なルールが「明日から」始まるんで対応よろしくね、という通知が今日の明日で来ることくらいでした。
日本人はお隣さんのご迷惑にならないように日々を過ごしている方が多い。周りが数十年来変わらない一軒家ならば尚更の事。
ただし、外国人はそんなことは有りません。日本人の常識もわかりませんし、風習もわかりません。数十年来続くお隣さんとの関係なんてわかるはずも有りません。中には平穏な毎日を町内のアパートに外国人数人が一気に引っ越してきたから、壊されてしまったと思う人もいるかもしれません。
来日した外国人を手厚くもてなすのも多文化共生ですが、その周囲の日本人のケアも大事な多文化共生の一つ。その辺りのバランスを考えながら、多文化共生を実現していきたいものです。
ちょっと脈絡なく書いてしまいましたが、本日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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