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終活時にペットの事も考えよう

みなさんこんにちは、中の人です。

本日は「終活時にペットの事も考えよう」というテーマで書いて行きます。
仕事柄、終活について考えることは多いですが、最近高齢のおひとりさまで、ペットと暮らしている方も多くなりました。
中の人も猫様と暮らしておりますが、先日悲しい事が起こりました。

実例からどうしようかを学ぶ

先日両親の友人が自宅で倒れ、病院に運ばれました。
お友達はおひとりさまで、幸い自宅が近いお友達が
「毎日来ているジムに何故今日は来ないのか?LINEしても返事がないし、電話してもつながらない。何かおかしい」と家に行き、その時に倒れているのを発見して救急車を呼んでくれたそうです。
もともとお家の鍵は、何かあった時のためにと隠してある場所を言っておいたんだそう。
ですが、お友達が倒れてから発見されるまで既に半日以上が経過をしていました。
そのお家にはわんちゃん1頭、ねこちゃん1頭がいたんです。

よく以前から雑談で「うちの子たちは、〇〇の獣医さんに連れて行っている」とおっしゃっていたようで、そのお友達がわんちゃんとねこちゃんもその獣医さんに預けてくれたそうです。
しかも、その獣医さんもご自宅からほんのわずか数分の場所にあったとのこと。

わんちゃんは助かり、ねこちゃんは手遅れに

お友達がわんちゃんとねこちゃんを獣医さんに預ける前、食べなれたご飯をとりあえずあげようとしたそうですが、どこにあるかわからず、仕方なくとりあえず獣医さんに連れて行ったそうです。

が、ねこちゃん発見される前からの空腹・無飲水時間が長すぎたようで、獣医さんに預けられてほどなく亡くなり、比較的若かったわんちゃんは助かりました。
その後。。。そのねこちゃんが使っていた猫砂が大量に余っているから使って欲しい、と当事務所に持って来てくれました。

周囲にペットの事を知らせておく

おひとりさまが自宅で倒れたような場合は、発見されるか・されないか正直わかりません。
が、発見された時のために、発見した人がペットが助かるように手配してくれるようにしておく必要が有ります。
一緒に寄り添ってくれた子たちも、できるだけ長生きしてほしいですよね。

先ほどのように周囲のお友達に
「家にペットがいる、○○の獣医に連れて行っている」と常々言っているのは正解だったと思います。でも、お友達がわんちゃん、ねこちゃんに詳しくない場合は、正直どの食べ物をどれだけ上げたらいいかわからないし、どこにあるかもわかりません。
そこが今回の例ではねこちゃんの生死を分けました。

貼り紙活用&メモ携帯

わんちゃん、ねこちゃんがいる場合、その後のお世話を頼んでいる人がいるならば
「家の中にペットがいます。私が万が一倒れたりしたときはすぐに〇〇に電話してください。電話番号090-****-****です。」
もし、まだお世話係が決まっていない場合は
「家の中にペットがいます。リビングにあるケージの上にご飯と水の詳細が貼ってありますので、お手数ですがとりあえずご飯をあげてください」
と、貼り紙をするのも手かもしれません。

防犯上あまりこういうのはお好きでない、という方もいらっしゃるかもしれません。が、わんちゃん・ねこちゃんのケージの上に最低限
・ペットの世話を依頼した人の氏名、連絡先
・ご飯のしまってある場所
・どのごはんをいつ、どれだけあげる
・水はどれだけ飲ませる
・トイレの交換の仕方
・獣医の名称、場所、連絡先
などは書いて貼っておくと良いと思います。

ペットを飼ったことがない人にもわかりやすいように、専門用語などは使わずに書くことをおすすめします。

もしくは。。。このような情報を書いたメモをブック型スマートフォンケースのポケットに入れて、外から分かるように「ペットの情報が入っています」とか、お財布にそのメモ用紙を入れておくと良いかもしれません。

中の人と一緒に暮らしている猫様は、先代も今も食べなれたご飯しか食べない傾向にあります。
ショッピングサイトのフードの口コミを見ていると、そういう猫様は世の中にも多そうですので、ご飯の引継ぎはとても大事だと思われます。
しかも猫様はきれい好きなので、一度使ったトイレはきれいになるまで使わない傾向があるので、結石や膀胱炎などにもなりやすいそうですのでね。
(わんちゃんとは生活したことがないので実経験が書けず、申し訳ございません)

まとめ

以上は一例から考えた方法であり、参考対策例ですが。。。
終活時にペットをどうするか、誰に世話を預けるか(その前にその人が世話できるのか。。。??)を考えてみてはいかがでしょうか。
もし身近に世話できる人がいなければ保護団体に相談するなども検討しておいた方が良いかもしれません。




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