
猫殿 -2日目- 不安。
2回目に遭遇した時のお話。
ある日の病院帰り。
いつものように、いつもの時間に通った道。
やっぱりいた😊
二人そろって、ご飯待ち。
今日も無事でよかった。
初日と同じように、
スリスリ、サイレントにゃー頻発。
かわええけど、心配…
(半年後に色んな事が判明)
妹分の猫姫は一定の距離を保って
こちらを見てた。
しばしナデナデタイムを楽しんでいたら
餌やりさんが登場。
今日も、かわいいですねーから始まって、
2回目に、優しくご指摘を受ける。
『この子達、知らん人がいたら、
ご飯食べへんから、ご飯の時は食べるまで離れててほしい』
と。

そうかそうか、なるほど💡
この子達のことを知ってるからの言葉。
そして、野良さん達に配慮しての言葉。
ご年配やし、家の事もあるから
1日一回の貴重なご飯。
邪魔したらあかんなと。
(ご飯についても、数年後にいろんなことが判明するw)
2回目に、変な人ではないと、軽く自己紹介と住んでる所を話した。
そしたら、大体くる時間を教えてもらって、その時間を避けて逢瀬をすることにした。
おやつをあげる時も餌やりさんに聞いてから。
食べ終わった頃合いをみて、
また居場所に向かったら二人そろって
くつろぎタイム。
通りすがりの人も、
『この子達可愛いですよねー』
と声をかけてもらうことも多かった。
でも…
多分…
悪気はないんやろうけど…
変な人もいた。
懐中電灯で猫が居そうなところを
チカチカさせてスーパーまでの往復の道を、毎日行き来する男の人。
悪気はないの意味は、
あんまり書かんほうがええかなと。
結果的に、
変な人は、そういう意味でしてたのではなさそうやった。これも1年ほど経ってから判明したけど、わかるまでは毎日ヒヤヒヤした気持ちやった。
連れて帰りたかったけど、できない状況やった。
自分の欲だけで無暗に触ったらあかんな。
最初から社会性の高い子やったが故に心配で仕方なかった。
そして、
家に連れ帰るまで心配を引きずりながらも、毎回帰宅することになる。
続く。