代わりに怒ってくれてありがとう
本題に入る前にちょっと説明。
この話に出てくるSは同じ職場の3つ年上の男性です。
仕事の合間に話しているうちに、お互い配信者であることを知り、仲良くなったが、気を許したがゆえに私に対して上から目線で話をするようになってきました。
私はめちゃくちゃ苦手なんですが、仕事の付き合いは基本的に穏便に済ませたいため本人へ態度に出していません多分。なのでSは嫌われていると思っていない様子。また、間違いを認めないタイプで、謝れず「でも」と言い始める人。
では本題へ。
ある日の夜のこと。
お相手さんと通話をしてたときに職場の同僚SからLINEが来ました。
S「Mさんに教えるのやめます」
※Mさんは経理の方。申し訳ないが仕事ができない。
人の話を聞けない。わからないことでも自己判断でやってしまう。間違ったことを認めない。やってもらって当たり前なのかお礼は言えない。一言余計などなど。本人は悪気ないと思う。
まぁ悪気がないからやっていいってことはないんですけどね。
SからのLINEで思わず笑ってしまって「どうしたの?」とお相手さんに聞かれたので、Sから来た文章を読み上げました。
「あー、なんだかめんどくさいことになりそうだね笑」
Sについて、ちょいちょい話を聞いてもらっていたので察してくれました。
とりあえずSの話を聞くためにやりとりをしたのですが、SもMさんもお互い様なのでは?という話の流れに。
予想でしかありませんが…
SはMさんにイライラしつつ話をする
↓
Mさんは話を聞かないから「はいはい」みたく話を流してしまう
↓
Sがよりイライラする のエンドレス∞
結果、話にならなかったんだろうな、と。
で、やり取りの中で、Mさんがやらかした内容が以前私が伝えた内容だったことがわかりました。これは、やってしまったと思いました。
私としては、この場合はこう対応してほしい、と伝えたつもりなので、場合によっては対応しなくていい内容なんですよ。それをMさんは「やらなきゃいけないこと」だと理解してしまったようで、見事にやらなくていいときにやってしまったというわけです。
良いように捉えられてしまうとわかっていたはずなのに…
私が言わなければ防げたことなのに…
場合によって対応を変えられるとなんで思ってしまったんだろう…
それまでお相手さんと楽しく会話をしながらSにLINEを送っていたのですが、「やらかしてしまった」と思ったタイミングで落ち込んでしまい、内容を伝える前に「大丈夫?」とお相手さんに心配されてしまいました。
内容を伝えると「ねこまるは悪くないよ」と言ってくれて優しさの権化かと思いましたね。
「それはSがちゃんと伝えられなかったのが悪いんでしょ?」
「Mさんも状況によって対応するべきじゃない?Sに確認すればよかった話だし」
「その場にねこまるが居たらMさんに説明するでしょ?それができないSが良くないよ」
などなど言ってくれました。最終的には
「Sのせいでねこまるがどれだけ悩んでると思ってるんだって言いたい」
なんて言うんですよ。怒りながら。
まさか私の代わりに怒ってくれるとは思っていなかったので思わず笑ってしまいました。
代わりに怒ってくれてありがとう。うれしかったんですよ。
他人のことで怒れるってすごいなって。それだけ考えてくれたんだなって。
そんな人に好きになってもらえてよかったなって思いました。
いや、まじで、お相手さんは優しさの権化でしかない。好き。
そう思った出来事でした。
LINEの内容を端折ったのでうまく伝わらない文章になってしまった。
ちょっとした呟きですが、「やらかした」って思ったときにSには謝りました。余計なことを言ってしまった私のせいだと思ったので。「私のせいで申し訳ない」って送ったんですが、見事にスルー。
二回ほど「ごめん」も伝えたんですがスルーされるので、自分の話を聞いてほしいフェーズなんだなと理解してそのあとは謝るのをやめました。
話を聞かない人って文章でも話が伝わらないんですね…。