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言葉の花束ーアキの詩集No.183


1.「棘」


可憐で美しく
魅力的だけれど

気安く
触るなと

寄せ付けない
棘がある

バラのような
君よ

気の強さゆえの
棘なのか

それとも
繊細で純粋ゆえの
棘なのか

いずれにせよ
棘で傷ついても
構わない

棘も含めて
君を受け入れるよ

君は君のままで
良い


2.「自分の中のモンスター」


誰もが
自分の中に
モンスターを飼っている

モンスターは
暴れたくて
吠えたくて
仕方ない

だからこそ
私は
自分のモンスターを
抱きしめる

本当は
気付いて欲しかった
その寂しさと怒り

心を向ければ
癒される

そうすることで
私は自分の中のモンスターを
受け入れられると思うんだ


3.「強がっている私は」


自分のことは
自分で何とかしたい

なんて
強がっている私は

本当は
誰かに抱きしめられたくて

私も
誰かを抱きしめたい

心は
誰かを求め
安心したがっている


4.「自分の魅力」


他人の目を気にして
おどおどしていた頃の私は

隣の芝生が
青く見えていて

自分には
何もないと思って

いつも
自分じゃないものに
憧れていた

あの頃の私に
言いたい

他人が私を
何と評価しようと

私は私であるだけで
素晴らしい

自分の魅力に
自分が気付いて
自分が認めること

それだけで
私はこんなにも輝けるよ


5.「親に対して思うこと」


いつでも
帰ってきて良いと
言っておきながら

今は
自分達のことで
忙しいと

対応を
渋る両親

親に執着されるのは
嫌だけれど

表向きは
思いやっている振りして

自分のことしかなく
お金や物に振り回されている

親のエゴや愚かさを
見せつけられ

怒りを通り越して
呆れてしまう

もう
何も期待しない

自立の道を選択して
本当に良かった


6.「挑戦する勇気を培う前に」


挑戦する勇気を
培っていきたいけれど

その前に
失敗する勇気が
ベースにないといけないね

失敗の積み重ねが
結果を作り
自分の人間性を作るのだから


7.「枷や枠を手放して」


色々
枷や枠を作って
自分を戒め

こうあるべきと
頑なになるよりも

いらない抑圧を
手放して

枷や枠がなくても
柔軟に生きていく

そういう生き方が出来れば
少しは楽になれるかな


8.「今日も一日よく頑張った」


今日も一日
よく頑張った

その証拠に 
脚がガチガチだ

特に
ふくらはぎが
凝りすぎている

丁寧に
脚を揉みほぐし

今日の疲れを
リセットする
心地よさ

気持ち良く
スッキリと頑張って
今日を終えられることが嬉しい

明日は
緊張を緩めて

気持ち良く
休みたい


9.「何を軸に生きたいか?」


お金と物を
軸に生きれば

表面的には
幸せでも

結局
お金と物に
振り回される

私は
何を軸に生きたいか?

経験や
自分の信念とか

とことん
自分の内面に問いかけ

自分が心から喜べることを
追及していきたい

私が軸にしたいのは
そういう目に見えない
深いものだ


10.「どうにもならないのに」


自分の気持ちでさえ
どうにもならないのに

他人を
思い通りにしようなんて
思ってしまう

自分の
傲りに気付いて

自分の
矮小さが
恥ずかしくなる

他人に関しても
自分に関しても

コントロールではなく
折り合いをつけるのが必要で

分かってはいるけれど
つい
期待してしまうのは 
人間の性なのか

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