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言葉の花束ーアキの詩集No.173


1.「蝉時雨に心洗われ」


蝉時雨に
心洗われ

すっきりとした
気持ちで

1日を
締め括る

蝉時雨は
音の流水

心の重荷を
洗い流し

感じること
感謝することの

心の機能を
整えてくれる

ほら
綺麗な夕陽だ

美しいものを
美しく感じられる

これも
幸せだね


2.「透明な色」


楽しみの色
でもなく

面白みの
色でもなく

ワクワクや
ドキドキの色でもない

たまには
何色でもない

透明な色に
心を染めたい

感じることの
空白を持てば

自分の奥深くにある
本心が
垣間見えるかもしれないから

透明は
何もないようではあるが

自分の真実を
投影してくれる

自分を知るために
あえて
透明な色に心を染めるのは
良いことなのかもしれない


3.「人生に正解はない」


人生に
正解はない

正解のない
世界を生きている

これ程
幸せなことは
ないよ

だって
正解に縛られることなく

自分の導き出した
答えを信じて

どこまでも
人生を開拓して良いんだから


4.「自分が自分を好きになれる生き方」


誰かに
気に入られるために
生きているんじゃない

そもそも
自分が
自分を気に入っていないなら

誰かに
気に入られようが

心は
穏やかじゃないよね

自分が
自分を好きになれるような
生き方はどんなものか

色々
試して
模索してみると
良いかもしれない


5.「恋の魔法」


恋するって
本当に
気持ちが良い

ただ
あまりにも
気持ちが良すぎて

都合の良いことしか
捉えられていないんだろうな

まさに
恋の魔法だ

肝心なのは
いつか
魔法から覚めた時

それでも
愛し続けられるかどうかなのだろうね


6.「どうしようを手放して」


どうしよう

なんて
思考をぐるぐる
巡らせて

訳が
分からなくなるよりも

どうにかなるさと
腹をくくって

潔く
振る舞いたい

なかなか
そうはいかないけれど

どうしよう

手放して

自分を信じて
前向きに
進んでいきたい


7.「自分へのご褒美」


夜は
すぐ寝てしまうのが
勿体なくて

普段は
やりたがらないのに

ぼうっと
夜の静かな一時を
過ごしたくなるんだ

そうやって
一日の疲れや

自分の中で
溜まったノイズ
忙しなさを
リセットしていくのに

夜の
ぼうっとする時間は
うってつけだからだ

自分が
整っていくのを
実感しながら

夜の
静かな時間を
満喫する

それが
今日を無事に
乗り切った自分への
ご褒美なんだ


8.「楽しくクリアする」


スーパーに行ったら
米がない

コンビニに行っても
レンチンのパックの米しか
ない

どうやら
米不足らしい

どうしようか

取りあえず
パンとうどんを買って

ついでに
パスタやうどんに
和える素を買って

さぁ
どうやって食べようか

今日のお昼は
パスタにして
何を和えようか

なんて
色々考えてきたら
楽しくなってきて

いつの間にか
不安や戸惑いが
吹き飛んでいた

何事も
考え方次第だね

楽しく
クリアできたら
怖いものはないね


9.「人生、楽しむことが全てか?」


人生
楽しむことが全て

なんて
気楽に構えば
楽なのかもしれないけれど

全てを楽しむことに
終着してしまえば

かえって
苦しくなりそう

楽しめないことだって
あるよ

怒りや
悲しみに
飲み込まれてしまうことだって
あるよ

でも
そういうことも
あって良いと思う

いらない感情も出来事も
ない

その時々の感情を
存分に味わって

その先の未来を築く
糧に出来たら
丸儲けだと思う

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