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言葉の花束ーアキの詩集No.36


1.「幸せの鐘が鳴る」


きんこんかん

幸せの鐘が鳴るよ

人が笑えば
聞こえてくるよ

誰かに優しくしたとき
優しくされたとき
聞こえてくるよ

どこから?

それは
温かな心から

誰かを思う
心から
聞こえてくるんだよ

ほら
あの人の心の鐘も
その人の心の鐘も
鳴っている

幸せの鐘が鳴り響き
人から人へと
共鳴し合えば

どんどん
幸せが
波及していく

そして
あなたの幸せの鐘も
鳴り響いてきているよ

耳を澄ませてみて
幸せに気付いてみてよ

幸せを選ぶよりも
どんなことにも
幸せを感じて気付くことが大事だよ

幸せの鐘の音に気付けば
あなたは幸せな心で
生きていけるんだよ



2.「自分軸」


自分の
思うこと
考えることに

他者からの
許可なんて
いらないよ

相手は
周りは
どんな反応をするだろうか?

そんなことは
気にしすぎなくて良い

どう思われるかよりも

自分が
どう思うか
どうしたいかが
肝心だよ

他人軸ではなくて
自分軸を基盤にしていけば

何があっても
ぶれずに
生きていけるよ

他人の人生を
生きているんじゃ無い

誰かに
気に入られるため
都合の良いように
生かされているんじゃ無い

あなたは
あなたの人生を
生きているんだから

あなたの人生は
あなたのものだよ



3.「泣いて笑って」


今日は
祖母の
老健施設から
特養への入所があった

何かを感じたのか
祖母は
不穏になって
涙をこぼした

昔の祖母は
しっかりしていて
頑固で
人前で滅多に泣くことは無かった

そんな祖母が
年老いると共に

人前で
泣くことが増えてきた

年老いていくことが
怖くて泣き

トイレでの排泄が難しいため
オムツでするようにと言われて
泣き

今回は
施設移動を察して
泣き

色んなことに
泣いて
笑って

これを
子供返りと
世間では言うのだろうが

喜怒哀楽に
翻弄される様は
むしろ
人間らしくて
私にとっては
愛おしく思える

認知症が進み
誰が誰だか
ここがどこだか分からない祖母

何もかもが曖昧で
そんな中でも
何かを感じて

喜び
悲しむ

それが
可哀想だとは
私は思えない

祖母は
人形を欠かさず抱いて
我が子のように
愛おしんでいる

自分にとって
大切なものが
あって

それを
守りたい
大切にしたいという気持ちが
はっきりと存在している

その愛情により
祖母は生きる希望が持てていて
それを励みに
生きていくのだろう

生まれてから死ぬまで
人は
泣いて笑って
生きていく

それが
人生の基盤であって

それは
終始
変わらない

だから
素直に色んなことが
感じられることは

祖母にとって
むしろ救いになったのではと感じる



4.「粉雪」


白い空から
ふわりふわりと
舞い降りてくる

あれは
天使の羽かしら?

いえ
あれは
粉雪です

神様が
お化粧に使う
おしろいが

空から
こぼれてきたのでしょう

神様の気まぐれかしら?
地上に白く
染め上げるのは

地面も
木葉も
家々も

みんな白く
粉雪を振りかけるのは

そうしたら
美しくなるだろうと
天の神様が

地上にいる
あらゆるもの達に
化粧を施したいと

遊び心で
やっているのでしょう

美しいものを
みんなに見せてあげたい
みんなを喜ばせたい

そんな想いで
粉雪を降らせて
いるのでしょう



5.「氷の鏡」


昨晩降った雪は
地面を覆い尽くし
きらきらと輝く
氷の鏡になりました

そこを歩く際
滑らないようにと
はらはらとしつつ

氷の鏡は
私の心の
何を映しているのか?

私の
綺麗な心も
そうでない心も
みんな映しているのでしょう

氷の鏡は
人々の心を見透かして

ひんやりと
清浄な空気を放ち

行き交う人々の心を
洗ってくれている

心の汚れを
その身に移して

太陽が
氷の鏡を溶かすと共に

さっと
汚れを地へと流して
浄化してくれた

氷の鏡よ
ありがとう

おかげで
心が
軽くなったよ



6.「自分の力を信じること」


自分の長所やスキルが
最大限
発揮できる秘訣がある

それは
自分が
自分のそれを
信じること

「私には
こういう才能がある」

「私には出来る」

そう
信じて
努力すること

そうすれば
思う存分
力が発揮出来るはず

逆に
「どうせ出来ない」なんて
自分を過少評価すれば

自分の利点が伸びることはない

そんなことでは
もったいない

本当にやりたいことがあって
存分に持てる力を発揮したいなら

ただ
機械的に努力するよりも

自分の長所に気づいて
それを伸ばす方向で
努力していく方が

より
自分の人生に
磨きがかかって

輝きのある人生を
生きられると思う



7.「大丈夫」


大丈夫?
こんなに頑張って
辛くない?

大丈夫
大丈夫
そんなに頑張らなくて

私は十分
良くやったよ

大丈夫は
私にとって
自分を励ます言葉

そして
自分を気遣う言葉だ

大丈夫の
言葉があったから

私は
頑張りすぎないこと
自分を気遣うことを
知った

何かを成さなければいけない

これが出来ていなければいけない

社会で生活するには
ある程度の条件をクリアしなければ
いけないのかもしれないけれど

常にどこまでも
その条件を果たす必要はない

優しくて真面目な私だから
それを極めてしまうんだよね

でもね

私は
私だから
存在するだけで良いんだよ

こうしなければの
条件クリアを極めすぎて
本当に大丈夫?

そんなわけ
無いよね

だから
気張りすぎているときに

大丈夫?と
自分に声をかけてね

それをすれば
自分に気を使い
自分に優しくすることが出来るから

私も
私が大切にする人たちと同じくらい
大切な存在だということを
改めて感じることが出来るから



8.「日々を何で満たしたい?」


日々を
何で満たしたい?

仕事など
ただたんに
やるべきことを
機械的にこなすのは
人生がもったいない

しなければならないことを
するにしても

そこに
喜びがあること

そして
学びがあることを
私は望む

生きることは
全てに
感動があり
学びがある

そこに
無駄なものなんてない

生きることで
得られる学びに喜び

生きて感じられる
喜怒哀楽を
詠いながら
生きていきたい

私は日々を
学び
詠うことで
満たしていきたい



9.最後に


いかがでしたでしょうか?

皆様の心に残る詩が書けていたら幸いです。


お読み下さり

ありがとうございました(^^)/


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