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言葉の花束ーアキの詩集No.138


1.「飛行機雲に乗って」

あの
飛行機雲に乗って

どこまでも
遠く

空の彼方まで
行けたら
爽快だろうなぁ

未知の世界を
旅したら

この鬱蒼とした
気分も
晴れるだろうか

せめて
私の想いだけでも

連れていって
おくれよ

飛行機雲


2.「苦しくて仕方ない時」

苦しくて
仕方ない時

あなたは
どうしていますか?

私は
耐えて

淡々と
過ごしています

中には
明るく振る舞い

ネガティブを
ごまかそうとする人も
いるでしょう

それでも
良いと思います

正解は
ありません

ただ
どうしても
誤魔化せない時が
あると思います

そういうときは
恥じらうことなく

ネガティブを
吐き出して下さい

泣いても
怒っても良いです

だって
人間なんだから

良い人に
ならなくて良い

素直に
受け止めて

自分の心を
抱きしめてあげて下さい

そして
自分が
自分の一番の
味方でいて欲しいです


3.「知り尽くしたい」

私は
まだまだ
世間知らずの
未熟者だ

だからこそ
経験しよう

恥も
痛みも

全て
糧にして

全ての
配役を演じるつもりで

とことん
知り尽くしていきたい


4.「幸せな一コマ」

買い物に行って

買ったばかりの
新鮮な食材で
料理を作る

トマトと
アボカドの
サラダに

キャベツと
豚肉の炒め物に

ほうれん草の
味噌汁

うん
どれも
美味しい

特に
豚肉がとろけるほど
柔らかいことに
感動する

そんな
休日の

幸せな
一コマ


5.「抱負」

もうすぐ
今年も
終わりだね

この一年
何を思って
生きてきたっけ

色んなことに
一喜一憂して

悩み
苦しみ

その分
学びや気づきも
感動も
多かったな

来年も
色んな学びや感動が
欲しいけれど

もっと軸を
しっかりと保って

ブレずに
生きていきたいな


6.「人間たる証」

何を
手放したら

楽に
なれるかな?

気負い

プレッシャー

そもそも
感じることが
辛いかも

なら
無理して
感じなくて良いよ

でも
無感動に
ひたすら
思考停止して動く

機械人間には
ならないで

感じるという
機能は

人間の
人間たる
証なんだから


7.「歌えない鳥」

歌いたくても
歌えない鳥は

鳥では
ないのか?

気持ちは
あるのに

歌が
出てこない

何と
苦しいことか

でも
歌は歌えなくても

鳥であることには
変わりない

歌うことの
束縛を解き

歌わない
自由を得た

歌えない鳥は
歌がなくても

自分は自分であると
初めて思うことができて

気がつけば
その喜びが

歌になって
自分から溢れていた


8.「年の瀬に思うこと」

年の瀬に作る
毎年
恒例の

芋きんとん
きんぴらごぼう
お煮しめ

優しい
風味に仕上がったよ

これなら
家族も
喜んでくれるかな

あと
何年かしたら

出逢うべき人に
作ってあげるのかしら

美味しいね

手料理を
一緒に味わい

喜び合ってくれる人を
選びたいな

そういう人となら
温かい家庭を築けると思う







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