言葉の花束ーアキの詩集No.156
1.「5月5日の決意表明」
5月5日
こどもの日
子どもは
我が家にはいないけれど
何か
お祝いしたいね
我が家の愛猫たちの
健康を祝そうか
あとは
私が早く
実家を出て
自力で
生きていけることを祈ろうか?
どうせなら
家族仲良くいつまでも
ではなくて
ちゃんと自立して
私が巣立っていけることを
親には喜んで欲しい
それが現実となるよう
私は頑張りたい
2.「5月5日こどもの日」
5月5日は
こどもの日
私には
兄がいるから
小さい頃は
毎年
鯉のぼりや
5月人形を飾っていたっけ
子どもの成長は
親の何よりの喜びなんだろうね
兄は今
教師として働いていて
親は一安心している
でもね
教師として働けている
イコール
幸せと捉えて欲しくないな
何の仕事をしていても
していなくても
心からやりたいことを見つけて
走り出しているか
そして
自分の力で
生きていけるか
外見じゃなくて
心の内側を
きちんと見て欲しいなと
親に対して思うよ
3.「がっつり飯(エッセイ)」
仕事終わりに
遅めのランチ
美味しいものを求めて
三千里
とは
いかなくても
結構
彷徨いて
辿り着いた
レトロな喫茶店
疲れた頭で
頼んでしまったよ
オムライス
ナポリタン
デザートに
フレンチトースト
おい!
炭水化物
カロリーのてんこ盛り!
見事
完食し
お代は
2816円!
まぁ
するだろうね
あんなに食べて
まだ
いけると思っている私
ヤバイね
おデブ街道
まっしぐらだ
4.「夫婦の情」
電車の中
仏頂面をした
おじさんが
何気なく
隣の女性の腕に
手を回したかと思うと
お互い
少し照れた表情で
腕を組んだ
どうやら
ご夫婦みたいだね
夫婦の情を
垣間見て
思わず
きゅんとした
5.「無条件って難しい」
知らず知らずの内
誰かに
認められたい
みんなの受けが良くないと
駄目だと
条件付けしている
自分がいる
それが
苦しみの元だと
分かってはいるよ
でも
やってしまうのは
人の性であり
自分の弱さでもある
条件を外すには
勇気と自信がいる
なかなか難しいね
そこまで
強くなるためにも
弱さを否定するよりは
今は
弱さを探究してみたい
まずは
自分を知ることから
始めたいよ
6.「自然に楽しむ」
楽しむことが
義務になってしまうことほど
悲しいことはない
何事も
自然に求めて
自然に
味わうことが
一番だと思う
7.「大きなゆりかご」
がったん
ごっとん
ゆらゆら
揺れるよ
電車に
乗ってしまえば
たちまち
眠りの世界だ
暖かい座椅子が
いっそう眠りを誘う
がったん
ごっとん
ゆらゆら
揺れるよ
大きな揺りかご
せめて
揺られている時ぐらい
リラックスしてね
大きな揺りかごは
つかの間の安らぎを
与えてくれる
母のようだね
優しい振動
がったん
ごっとん
しばし
お休み
8.「学びたい」
GWは
寝たい
食べたい
そして
学びたい!
私の中で
うずうずと沸き起こる
欲求を満たすため
存分に
寝て
食べて
そして
学んだ
会社で活用するであろう
Excelの練習問題を
解きまくり
学びきった頃には
頭も気持ちも
くたくた
でも
気持ちの良い疲労感だ
私は
とことん学びたい人らしい
だからこそ
仕事で頑張ったご褒美として
学びをプレゼントした
最高のプレゼントを
ありがとう
私
9.「流すスキル」
他人に
自分の期待や願望を押しつけ
コントロールしようとすると
角が立つ
そんなことを
するよりは
「この人は
そういう人」と
受け入れて
さっと流すこと
どうにもならない
対象に対しては
大きな期待も願望も
かけることなく
水のように流す
そういうスキルが
持てると
かなり楽
10.「自由に生きたい」
もう少し
自分の気持ちに
正直に生きたかったなぁ
私の中の
小さな子どもが
時々
騒ぎ出す
私を見て
私の話を聞いて!
我が儘だって言ったら
そうかもしれない
けれど
魂の叫びとも感じるよ
悪い子と
思われても良いから
もっと
思いのまま
生きたかったなぁ
なら
今こそ
自由に
心を解放して
生きたいように
生きてみようか