言葉の花束ーアキの詩集No.190
1.「愛してくれるから好き、ではなくて」
愛してくれるから
好き
ではなくて
私は
どう思い
どうしたいか
受け身の愛は
辛くなるだけ
自分をちゃんと持って
自分主体の愛を育まないと
後悔するのは
自分だから
2.「愛される自分に価値を感じて」
愛される自分に
価値を感じて
そんな自分が
好きだけど嫌いになる
愛されなければ
自分は駄目なのか?
何でもない自分を
受け入れたいよ
愛されるのは
気持ちが良いけど
辛いね
3.「幸せの記録」
彼からの
ラインの返信に
胸ときめき
今までの
ラインのやり取りを
読み返しては
また胸ときめく
そうやって
彼との幸せの記録を
ラインに刻み
そのアルバムを
めくる
それだけで
心が満たされるの
4.「余計な荷物」
楽しく
喜び溢れる現実を
望むならば
今抱えている
余計な荷物を
捨てなければならないね
キャパを飽和している
余計な荷物は何か
自問自答して
断捨離していきたい
5.「現実は心の写し鏡」
現実は心の写し鏡というのは
本当だと思う
嫌な現実や未来を避けたくて
予想して備えてしまうのも
結局その予期不安が
そういう事態を引き寄せる
ならばいっそのこと
どうにでもなれと
どうにかなるさと諦めて
受け入れた方が懸命だと思う
戦うより
そうやって逃げる方が
良いこともある
上手く賢明な逃げ方を
身に付けていきたい
6.「正月の気持ち」
正月の陽気は
こんなにも眩しくて
心地が良い
あまりにも爽快で
眠気が誘われる
そのまま眠れたら
最高だね
眠ってしまえば
昨年までの疲れや悩みも
全てリセット出来るかしら?
気持ちを新たに
クリアな自分になって
どこまでも
突き進みたいよ
どこまで進めるか
冒険する楽しみで
胸がいっぱいだよ
7.「自分なりに」
格好悪くても
情けなくても
自分なりに
筋を通せば良い
生きていれば
思うように
いかないことだらけだ
他人を頼ることは
恥ずかしいことじゃない
頼りつつも
自分で出来ることはする
それだけでも
十分だよ
完璧でない自分を
許そうよ
そんな自分を
愛してよ
8.「寝正月」
正月から
仕事に行き
日が暮れた頃に
家路に着く
疲れてふらふらの体が
求めるのは
暖房と
ふかふかのお布団
さぁ
私にとっての寝正月は
これからだ
9.「こんなもの」
人生って
こんなものだで
終わらせたくない
こんなものという枠なんて
ぶち壊して
どこまでも自由に
世界を駆け巡りたい
10.「嫌なことは」
嫌なことや
ストレスは
風船に繋いで
空の彼方に
飛ばしてしまえ
私の知らない所まで行って
消えてしまえば良い
11.「愛でお互いを満たす」
私を愛してくれる人に
何ができるだろう?
私を想い
気遣い
尽くしてくれる人に
私は
何もしてあげられてない気がして
情けなくなる
でも
まずは自分の気持ちを
素直に認めて
愛を受け止めるだけでも
良いと思う
自分に嘘を吐かない
無理して合わせようとしない
自分なりに
愛でお互いを満たすのが
正解だと思う
12.「束の間の休息」
電車が
コトコト
揺れる度
私も
ゆらゆら
うとうと
眠たくなる
加えて
座席がほかほか
温かいから
余計に
うとうと
するのね
通勤中の
束の間の休息が
私を癒してくれるの
13.「あとはなるようになるさ」
何事も
完璧を求めないこと
70点くらいが
ちょうど良い
あとは
なるようになるさ
思い通りに
いかないこともあるし
それを気にしていたら
しんどいだけだから
良い意味での
諦めや逃避を駆使して
もっと気楽に
生きたいよ
14.「今を生きている」
時には
昔を振り返り
懐かしく思っても良いけれど
思い出に引きずられて
昔の方が良かったなんて
思うものじゃないよね
だって
今を生きているんだから
過去に
囚われたくない
今を
地に足を着けて
自由に
生きたいよ
15.「人生を楽しむ」
失敗や
つまずきは
いけない
という
固定観念を捨てて
むしろ
楽しむくらいで
受け入れてしまえば
人生をもっと
楽しめるよね
不器用で
要領が悪くても
それも
アリと受け入れてしまえば
人生もっと
気楽に生きられるよ
16.「ほっとしたい」
今日も
寒いね
手が
かじかむね
電車に乗って
かじかむ手を
すり合わせて
温める
この
時間が
ほっとする
ただ
ホントは
あなたと手を握り
お互いの
手の温もりで
ほっとしたいのよ
会いたいね
会って
お互いの温もりを
感じたいね
17.「理由のない幸せ」
理由のない悲しみは
理由のない喜びでふんわり包んで
癒しましょう
幸せって
理由がはっきりしているものよりも
なんとなく幸せを感じるものの方が
多い気がする
そもそも
幸せに条件はいらなくて
理由のない
幸せの積み重ねで
私達は生かされている
そんな気がするの