【天皇杯分析⑴】30年古い鹿島と新しい戦術への展望
本記事は、2019年元旦に新国立競技場で行われた第99回天皇杯決勝の分析記事である。結果を見れば、2−0でヴィッセル神戸が記念すべき初優勝を飾り、クラブ創設25周年とダビド・ビジャの引退に花を添えた。この記事では、試合の分け目となった前半を中心に鹿島の敗因と神戸がとった戦術の優位性を分析する。
試合後半とヴィッセル神戸に関しては、続きの⑵に書きましたので、よろしければ以下の記事もご一読ください。
【両者のフォーメーション】鹿島はいつも通り、4-4-2で試合をスタートさせた