出会い系で1日4人と会った話:1人目

日々のストレスが爆発し、下道を使い土日で京都へ向かった。ホテルも行きたい場所もなにも決めず、弾丸で。

普段の土日も1人、会社でも言葉を発さない。旅も…ひとり…なけてきた。誰でもいいから一緒にいてくれ、そんな気分でアプリを開く。何人か来たうちの1人と連絡を取る。京都在住の30歳らしい。顔写真にモザイクがかかっていた。だが私はとりあえず1人が嫌だ!と思い、時間の都合も合いそうなその方と滋賀のある駅で待ち合わせた。車の中で会話をしながら京都へ向かう。大して情報を知らないまま会ったため、後々話を聞いたらほぼニートのお方だった。たまにウー○ーイーツ配達をしているらしい…別にいいんだ、彼氏を求めて探したわけではない。ないんだ。ただよ、私は京都の穴場飲みスポットやおいしいご飯屋さんをたくさん知っててはしごしてくれる殿方を求めていたんだ。決して奢れ、と言うとるんじゃない。ただ、ニートと聞いたら私からは飲みに行きましょう、なんて言えやしない…

その方はウー○ーで得た知識を使いカフェに連れて行ってくれた。それはとてもありがたかったが、求めていたんと違う…京都感がないやないの…こっちにもあるじゃないの…もっと和スイーツや京都にしかないものが食べたかった…そんな思いを心に秘めつつフレンチトーストを食べる。

私はもうこれ以上この人といる選択肢がなかったのでそれでお別れした、、。その後しっかりとラインはブロックされていた。

1人目おわり。

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