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マイホームのトラブルを避けるためのSNS活用術

住宅に携わる身として、クレームをSNSで拡散されることが最もダメージが大きい。そういう時代なのだろうが、ちょっとしたことでも社内に情報が駆け巡り、火消しに相当な労力を使うことになります。

施主さん側からすると、住宅屋さんとのトラブルを解消する一つの方法としてSNSを使うことが効果的だとも言えます。

今回は、施主さん目線での良い家を作るためのSNS活用術を紹介します。
このnoteでは少し要約して作り直していますが、元記事を読みたい方はブログの方へどうぞ。

インスタの新規アカウントを作る

今回、マイホームにおけるトラブルがあった場合の最終手段としてSNSを活用することを最大の目的とします。
そのため、普段使いのアカウントとは別に新規に用意することが重要です。

・実名公表する必要は無い
・アカウントを捨てる可能性も考える

普段の生活から切り離しておくことで、より柔軟な使い方が可能になってきます。

SNSは何でもいいですが、オススメはInstagramです。
写真が主なので、長い文章を書く必要がありません。
マイホーム専用アカウントなので、打合せ風景や図面の一部、現場の進捗状況などネタに困ることも無いでしょう。

わかる人にだけ特定されるようにする

他のSNSと違い、どこの誰だかわからないと意味がありません。
かといって実名公表する必要は無く、住宅屋さんに認知してもらえれば問題ないのです。

・ハウスメーカー(工務店)名
・大まかな建築場所

2つの情報だけあれば、住宅屋さんとしてはどのお客さんか特定することは可能です。これらはハッシュタグとして、投稿には毎回入れるようにしましょう。

普段は優良情報を提供するインフルエンサー

普段の活用法としては、その住宅屋さんのいい所を拡散するインフルエンサーを意識しましょう。
難しいことは必要なく、打合せから現場の状況まで、自分の心に留まったことを写真と共にアップしてください。
その住宅屋さんで建てたい人は、意外とそんな普通の内容が見たかったりします。

住宅屋さんも、そんな優良な情報を提供してくれるお客さんなら、正直対応も変わってきます。
優先的にイベント情報を流してくれることはもちろん、打合せや現場に置いても少なからず配慮してくれるのが人間というものです。
これだけでも、良い家を作るために大きな効果を発揮してくれます。

ミスは起こる!直すのが当たり前

注文住宅において、少なからずミスは発生します。
住宅に携わる身としては、本当に申し訳ない事実です。
注文住宅は1点物であること。人が作ること。多くの人が携わること。
そのため、100%まったくミスのない家というのは存在しないと私は思っています。

もし、ミスを見つけた場合は指摘をしてください。
そしてそれは、必ず直してもらってください。
決してお金で解決してはいけません。後々、必ず後悔します。
ミスは直すことが鉄則です。

トラブルでSNSの本当の力が発揮される

ミスを指摘しても直してくれない。
これがトラブルです。
こちらに非が無いのであれば、契約内容の通りに直すのが住宅屋さんとしての義務です。
それがかなわないようであれば、裁判という方法もありますが、お金と労力がかかります。

そこで活躍するのが、いままで育ててきたSNSです。
トラブルの内容を正確に記載し、ハッシュタグを付けることで情報は一気に拡散します。
今まで見てくれていたフォロワーの方も、同調してくれればコメントで応援してくれるはずです。

こうなると住宅屋さんとしては、一刻も早く火消しをしたいもの。
交渉のネタをもって、直接連絡をしてくるはずです。
少しだけ待ちましょう。

まとめ

新規SNSがマイホームの記録だけで終わるのが一番です。
ですが、どうしようもない時は情報を拡散したり、フォロワーさんの力を借りたりと、あなたの力になってくれます。

マイホームの打ち合わせがスタートした段階で、ぜひ新規SNSを立ち上げることをおすすめします。

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