【映画レビュー】そこに意味はあるのか?いや意味とは必要なのか?珍作『バーバー・ウェストチェスター』の感想
新千歳空港国際アニメーション映画祭の長編コンペにて審査員特別賞を受賞したアメリカの映画のレビューです。
『バーバー・ウェストチェスター』のざっくりとした感想
『バーバー・ウェストチェスター』を観てきました。
オタワ国際アニメーション映画祭2022の長編コンペにもノミネートを果たした『バーバー・ウェストチェスター』がノミネートにして、ジャパンプレミア。新進気鋭の天文学者バーバー・ウェストチェスターが、NASAにインターンすることになり、人としてのあり方を学ばなければいけなくなってしまうという物語。
落書きのようなキャラクターデザインが強烈な、ジョニー・フィリップス監督の作品です。
本作を観てきた感想をざっくり一言で言うと……。
珍作!
意味があるようで、全てに意味がない異様さの極まり。
唯一筋がありそうな身内がゲイだったという展開も、ついぞドラマは起きなかった!
途中の本筋に関係のない話はゲスト作家の出番を作っただけなんじゃないか?と言う結構な問題作でした。
ざっくりではなく、より本編に踏み込んだ詳しい感想や、参加作家、そしてそんな本作がなぜ審査員賞を受賞したのか?といった点について書いていきます。
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■ストーリーに意味なんてなくても成立はするのか?
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