韓国で『アーチ&シパック世界ウンコ大戦争』がリバイバル上映されていた!羨ましい!
こんにちは。
アニメ映画ライターのネジムラ89です。
今年は多くの旧作映画がリバイバル上映されましたが、韓国でもあるアニメ映画がリバイバル上映されていたという話。
『アーチ&シパック』が韓国でリバイバル上映!
以前このnoteの記事でも書いた、私が大好きな韓国のアニメ映画『アーチ&シパック世界ウンコ大戦争』が韓国で2020年11月19日よりリバイバル上映が実施されたそう。
アーチ&シパック世界ウンコ大戦争(原題:아치와 씨팍)
制作年:2006年 / 制作国:韓国
監督:チョ・ポムジン(조범진)
“15年ぶりの劇場公開”という報道のされ方をしておりハッとしたのですが、日本では2012年に公開されたので、ちょっと前ぐらいの感覚なのですが、韓国の人にとっては10年以上前のもはやクラシック作品なのですよね。
日本の2006年公開映画というと『ゲド戦記』とか『のび太の恐竜2006』の年だから、どれだけの古さかはピンと来るはず。
韓国アニメーション映画でも貴重な大人向けアニメ映画
本作は、韓国でも2作目の大人向け長編アニメーションということで、韓国のアニメ映画シーンにおいても貴重な作品となっています。
ちなみに最初の大人向け韓国アニメ映画第1弾とされているのは、『ブルーシーガル(블루시걸)』なる作品。私もまだ観たことありません。こっちは94年制作。どんだけブランクがあるんだ、って話ですがそもそも大人向けのアニメーション市場が形成されている日本の方が、世界から見たらレアすぎるんですけどね。
リバイバル上映に伴い新ポスターが公開!
今回の『アーチ&シパック世界ウンコ大戦争』のリバイバル上映に伴い新たな映画ポスターが制作されたそう。それがこちら。
ノワール感のあるハードなイメージの赤いポスターと、グラフィティアートのようなイラストが使用された黒いポスターの2種。
作品のハードさとユニークさが出たキッチュなセンスが、絶妙なかっこよさですごい良いですよね。私はほんと大好き。黒い方のポスターのイラストはステッカーにして欲しいぐらい。
これまでのビジュアルって、観たくなるような引きがなかったので、今回のような新たなポスターの制作は思わず親指がグッと上がる施策。このお仕事をした方、グッジョブですよ、ほんと。
ただ、やはり新型コロナウイルスの影響によって公開の延期は受けているようで、当初は8月公開だったという日付違いのビジュアルも存在。映画興行に苦心しているのは、お隣の国も一緒でした。
韓国も日本と同じく新型コロナウイルスの感染者がまた増えてきているようで、ソウルでは規制強化が実施されるんだとか。
かつては夏には落ち着いているだろう、とか、東京オリンピックをやろうだとか言っていた頃が懐かしいぐらいになってしまいましたが、結局年末の今でも依然、外出が難しい状態が続いてしまっていますね.....。果たしてこの自粛ムードが懐かしいと思える日はいつ来るのか。
それはそれとして、日本でもやってくれないかな、『アーチ&シパック世界ウンコ大戦争』のリバイバル上映。またスクリーンで観たいですよ。
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