【イベント情報】「花開くコリア・アニメーション2023+アジア」開催!今年は長編プログラムがあるぞ!
■「花開くコリアアニメーション2023+アジア」3都市開催!
東京アニメアワードフェスティバル、新潟国際アニメーション映画祭、AnimeJapan……3月のアニメーションイベントの波がひと段落しましたが、
早くも4月からは「花開くコリアアニメーション2023+アジア」が東京を皮切りにスタートします。
3都市開催されるわけですが、会場ごとにゲストトークが違うのも魅力。
東京にはなんと山村浩二監督もいらっしゃるんですね!
東京のゲストトーク
大阪のゲストトーク
名古屋のゲストトーク
■今年の注目の上映作品はこちら!
今年の上映作品の注目はまずなんと言っても「韓国長編プログラム」と題して中編2作の上映が用意されていること。
というわけで気になっている作品やこれまで観たことのある作品の中でも面白かった作品を紹介。
私に近づくと(나에게 다가오면)
まずは『ウリビョル1号とまだら牛』、『魔王の娘、イリシャ』などのチャン・ヒョンユン監督の新作『私に近付くと』。あらすじがすでに狂気。
これがオチじゃなきゃ一体どんな話になるんだ。
秘密のパートナー、マイケル(마이클)
韓国でウェブドラマとしてリメイクされたりもした40分ちょいの中編が日本プレミア上映。監督は名古屋会場にゲストとして来てくれます。
魔法が戻る日の海(마법이 돌아오는 날의 바다)
ソウル・インディ・アニフェストで大賞を獲得したのはこの作品!
まだ未見なのでどんな仕上がりはわかりませんが、ある意味今回の花コリの“メインディッシュ”的な立ち位置の作品になりますので、お忘れなく。
角質(각질)
こちらは新千歳国際空港アニメーション映画祭で先行鑑賞した一本。笑顔の不気味さが気持ち悪くて、良い作品です。
喪失の家(상실의 집)
こちらはひろしまアニメーションシーズンで先行鑑賞した一本。
まずとにかく絵が上手い!浦沢直樹先生の絵がそのまま動いたかのような映像で、戦火をくぐり抜けた老人たちの老人ホームでの体験を、戦争を知らない若者たちの視点で追う物語。個人的には顔芸賞。“その顔”に目頭が熱くなります。
山火事
こちらはアニメーションスープで先行鑑賞。
影絵やロトスコープなどを駆使し、江戸時代末期のとある村の出来事を描いた作品。
山火事の見せ方の面白さは言わずもがな、ここぞのシーンの見得には気持ちいいぐらいにゾクッとさせられました。脇キャラにも細かい設定がありそうで、反芻すればするほど重さが増していきます。
というわけで今年はしっかりオフライン開催。
楽しみにしてます。
インディ・アニフェスト2022長編部門大賞の『チョン・テイル~燃ゆる炎~』が上映プログラムに入ってないのは残念でしたが、こうなるとやっぱりキネコ国際映画祭で観ておくしかなかった感じですかね。そこだけは悔しいです。
公式サイト
関連記事
花コリ2021のレポート(↓)
花コリ2020のレポート(↓)
noteはほぼ毎日更新実施中!
更新情報が届くので、ぜひフォローよろしくお願いします。
コアな内容をお届けする月額480円の購読マガジンもやってます。
購読者増加中!ありがとうございます。
過去のアーカイブも月間ベースでご購入いただけます。
買い切りの方で買ってくれても嬉しいです。
お仕事も引き続き募集中ですので、お気軽にご連絡くださいませ。
nejimura@gmail.com
ここから先は
読むと “アニメ映画” 知識が結構増えるラブレター
アニメ映画に関する最新情報、イベントレポート、古今東西のアニメ映画作品レコメンド、海外アニメ映画事情、Tipsなどなど…アニメ映画に関する…
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?