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【イベント情報】「花開くコリア・アニメーション2023+アジア」開催!今年は長編プログラムがあるぞ!

■「花開くコリアアニメーション2023+アジア」3都市開催!

東京アニメアワードフェスティバル、新潟国際アニメーション映画祭、AnimeJapan……3月のアニメーションイベントの波がひと段落しましたが、
早くも4月からは「花開くコリアアニメーション2023+アジア」が東京を皮切りにスタートします。

■東京 4月22日(土)・23日(日)アキバシアター(東京都千代田区)
■大阪 5月13日(土)・14日(日)PLANET+1(大阪市北区)
■名古屋 5月20日(土)・21日(日)シネマスコーレ(名古屋市中村区)

3都市開催されるわけですが、会場ごとにゲストトークが違うのも魅力。
東京にはなんと山村浩二監督もいらっしゃるんですね!

東京のゲストトーク

4月22日(土)14:35~ 
韓国短編プログラム①上映終了後 
*日本語通訳あり
●ハン・ジウォン(『魔法が戻る日の海』監督)
●ユージン(アニメーション作家・ディレクター・イラストレーター)

4月23日(日)14:35~ 
アジア短編プログラム上映終了後
●幸洋子(『ミニミニポッケの大きな庭で』監督) 
●山村浩二(アニメーション監督)

大阪のゲストトーク

5月13日(土)14:35
~韓国短編プログラム②上映終了後
●チョン・ジンギュ(『喪失の家』監督)
●小川泉(『山火事』監督)

5月14日(日)14:30~
アジア短編プログラム上映終了後
●小川泉(『山火事』監督)

名古屋のゲストトーク

5月20日(土)13:55~
5月21日(日)12:30~ 
韓国長編プログラム上映終了後
●イ・ヨンソク
(『秘密のパートナー、マイケル』監督)
●林緑子 
*日本語通訳あり

■今年の注目の上映作品はこちら!

今年の上映作品の注目はまずなんと言っても「韓国長編プログラム」と題して中編2作の上映が用意されていること。

というわけで気になっている作品これまで観たことのある作品の中でも面白かった作品を紹介。

私に近づくと(나에게 다가오면)

まずは『ウリビョル1号とまだら牛』『魔王の娘、イリシャ』などのチャン・ヒョンユン監督の新作『私に近付くと』。あらすじがすでに狂気。

家具デザイナーのソンミは、友人の紹介で新たな会社へと転職。だが、会社のチーム長であるミンジェは仕事にとても厳格で、ソンミは彼に毎日いじめられる。ある日、酔っ払ったソンミはミンジェ反抗するが、勢いで二人の唇が触れてしまい……。その翌日、ミンジェはベッドマットに変身していた。

https://hanakori.com/program/

これがオチじゃなきゃ一体どんな話になるんだ。

秘密のパートナー、マイケル(마이클)

韓国でウェブドラマとしてリメイクされたりもした40分ちょいの中編が日本プレミア上映。監督は名古屋会場にゲストとして来てくれます。

「俺も社長をやる!!」
腹立ちまぎれにハンバーガーショップを立ち上げた、3人の仲間たち。店の工事中、壁から謎の白骨死体と3億ウォンの現金が入ったカバンが見つかった。彼らは、“投資金”の名分でその金を使うのだが……。そして、謎の骸骨に「マイケル」と名付けて「4人目の仲間」として迎え入れる。

https://hanakori.com/program/

魔法が戻る日の海(마법이 돌아오는 날의 바다)

ソウル・インディ・アニフェストで大賞を獲得したのはこの作品!
まだ未見なのでどんな仕上がりはわかりませんが、ある意味今回の花コリの“メインディッシュ”的な立ち位置の作品になりますので、お忘れなく。

角質(각질)

こちらは新千歳国際空港アニメーション映画祭で先行鑑賞した一本。笑顔の不気味さが気持ち悪くて、良い作品です。

喪失の家(상실의 집)

こちらはひろしまアニメーションシーズンで先行鑑賞した一本。
まずとにかく絵が上手い!浦沢直樹先生の絵がそのまま動いたかのような映像で、戦火をくぐり抜けた老人たちの老人ホームでの体験を、戦争を知らない若者たちの視点で追う物語。個人的には顔芸賞。“その顔”に目頭が熱くなります。

山火事

こちらはアニメーションスープで先行鑑賞。
影絵やロトスコープなどを駆使し、江戸時代末期のとある村の出来事を描いた作品。

山火事の見せ方の面白さは言わずもがな、ここぞのシーンの見得には気持ちいいぐらいにゾクッとさせられました。脇キャラにも細かい設定がありそうで、反芻すればするほど重さが増していきます。


というわけで今年はしっかりオフライン開催。
楽しみにしてます。

インディ・アニフェスト2022長編部門大賞の『チョン・テイル~燃ゆる炎~』が上映プログラムに入ってないのは残念でしたが、こうなるとやっぱりキネコ国際映画祭で観ておくしかなかった感じですかね。そこだけは悔しいです。


公式サイト


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