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【雑学】昆虫ネクロマンサー!最初期のストップモーションアニメーション『カメラマンの復讐』とは?

私は常々、アニメーションは黒魔術的だと思っているのですが、その理由はなんといっても「生きていないものを生きているように見せるから」だと思っているのです。


そもそもアニメーションという言葉自体の語源が、ラテン語の生命や魂を表す“Anima(アニマ)”から来ているように、命を宿らせる力を持った技術なわけですよ。

まさにそんな黒魔術的な要素を持ったアニメーション映画が、最初期のストップモーションアニメーション作品に存在します。

それが『カメラマンの復讐』です。

カメラマンの復讐
(原題:Месть кинематографического оператора)
(英題:The Cameraman’s Revenge)
制作年:1912年 / 制作国:ロシア
11分
監督:ラディスラフ・スタレヴィッチ

この映画、何がすごいって、本物の死体を使っているアニメーション映画なんですよ。


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■『カメラマンの復讐』とは?

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月20回以上更新(多分)。アニメーション映画についていろんな知識が手に入るアニメーションへのラブレターであり、それらを作ってくれるクリエイターへのラブレターであり、そんなアニメーション好きの同志へのラブレターです。

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