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初心者のための『フランケンウィニー』講座〜『フランケンウィニー』って何?〜

※この記事は2012年6月27日にアメーバブログで投稿した記事の再編集版として無料公開としております。
https://ameblo.jp/nejimakikoibumi/entry-11287830410.html

映画『フランケンウィニー』の日本公開日が2012年12月15日に決定したその時、ワケあって私はその頃に見れない可能性が高い中、日本公開に心躍らせておりました。

ただ正直、「フランケンウィニー」ってなんだよ!!って人が多いはず。

しかし安心してください。
今日の記事はそんなあなたに捧げる、初心者の為のフランケンウィニー講座でございます。『フランケンウィニー』とはどんな作品かを紹介します。

『フランケンウィニー』とは

フランケンウィニー
制作年:2012年 / 制作国:アメリカ
監督:ティム・バートン

『フランケンウィニー』は2012年に劇場公開を果たしたアニメーション映画。監督を務めたのは、『アリス・イン・ワンダーランド』の監督や、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の原案(監督はヘンリー・セリック)を務めたティム・バートン監督です。

本作では、少年・ヴィクターが不慮の事故で亡くなった愛犬スパーキーを、ある方法で蘇らせようとする、ちょっと不気味な愛犬物語。

本作の特徴は、ストップモーションアニメーションで、かつモノクロで制作されている点

ティム・バートン監督は動かないものに命を与えて動きを与える、という物語を踏まえて、ストップモーションアニメーションを採用していることをインタビューなどでも語っています。

『フランケンウィニー』はリメイク映画

この『フランケンウィニー』という作品は、実はベースとなる作品があるリメイク作品だったりします。

『フランケンウィニー』1984年に30分程の実写映画としてディズニーから公開されました。そしてこの元の『フランケンウィニー』の監督こそが、今回の映画でも監督を務めるティム・バートンその人でした

つまり今回のアニメ映画はセルフリメイク作品ということになります。

この実写版『フランケンウィニー』はちょっとかわいそうな作品で、あの名作「ピノキオ」のリバイバル上映時の併映作品になる予定でした。
しかし、ワンちゃんを生き返らせるという設定が倫理的によくなかったのでしょうか。PG指定を受けてしまったがためにお蔵入りになってしまいます。

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日本で実写版『フランケン・ウィニー』を観るには?

そんな不遇な扱いを受けていた実写版『フランケンウィニー』ですが、日本では「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」の公開時に一部の地域で併映されることになります。
そして、当時から時が経った現在、この『フランケンウィニー』を見る方法がいくつかあります。

方法1:『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス コレクターズエディション』のディスクを見る。

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特典としてティム・バートン監督によるイントロダクション付きで『フランケンウィニー』が収録されています。

方法2:『フランケンウィニー』のブルーレイディスクを見る。

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無事『フランケンウィニー』のBlu-rayディスクにも収録されました。
残念ながらDVDの方の特典には収録されていないので、Blu-ray限定となっている点は注意が必要です。

もちろんこういった元ネタを見ないままでも、ストップモーションアニメの系譜やフランケンシュタインといった元ネタから入っていく見方もあり。鑑賞していく切り口が豊富という点でも面白い作品です。

そしてなにより私が本作が愛おしくてたまらないのが
見事なまでの愛犬映画である点。

死者蘇生映画なんてどうせ悲しい結末しか待っていないんだろ?って人に面食らわせるティム・バートンの死生観をぜひ思い知ってくださいませ。

ちなみに、猫はそんなに良い扱いを受けていないので、愛猫映画では全くないことは予め釘を刺しておきます。

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