イブリガッ子

30代前半子持ちENTP

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ENTPがMBTIの文字列の意味と性質を掘り下げる回

 巷ではMBTIの文字列をベースにした典型例や相性論が多く見られますが、そもそもベースの理解が正しいのか不明なので、ENTPらしく1から検討します。  この記事では、自称ENTPがユングの主張も確認しつつ、MBTIの各文字列の意味と性質、ついでに相性も掘り下げてみます。  なお、単純化のため心理機能の成長は無視し、代替機能はやや使える、劣勢機能は苦手な成人を前提として検討を進めます。 1.MBTIの構造  まずはMBTIの構造を整理します。MBTIの構造は以下のとおりです

    • 【MBTI】 P/Jは強い判断機能のi/eで決まるという話

       MBTIに関心を持った人は、各MBTIの心理機能の以下の法則性にも気が付いていると思います。  では、P/Jを分かつ法則性はなんでしょうか?という記事です。 1. P/Jを分かつ法則性  P/Jには上記のような一見して明快な法則性はありません。しかし、P/Jにも以下の法則性があります。  判断機能とはF/T、Fi、Fe、Ti、Teの四つの心理機能を指し、優勢または補助機能となる判断機能は、そのMBTIの判断軸を示します。  P型は判断機能が内向的、すなわち判断軸が自

      • ENTPの最高の伴侶はINTPという話

         ENTPにとってINTPがいかに最高の伴侶であるかを私の経験を踏まえて力説します。 1. 頭文字だけが異なるMBTIは相性が良い  頭文字(外向性/内向性)のみが異なるMBTIには、優勢機能と補助機能、代替機能と劣勢機能が入れ替わるという関係性があります。例えばENTPはNe-Ti-Fe-Si、INTPはTi-Ne-Si-Feです。  外向性のみ異なるMBTIの組み合わせは一般に相性がいいと言われます。これは、知覚機能(情報の収集・処理方法:S/N)と判断機能(意思決定

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