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とにかく動いて健康に

健康でいるためには、とにかく動くことが大切です。人間は本来一日中ずっと動かないでいるように作られていません。体を動かすことなく、頭がだけ動かすことが不健康につながります。体を動かせれば、どんな活動であってもいいと思います。

例えば家の掃除や洗濯荷物の整理、外出しての買い物なんでもいいと思います。わざわざジムとかに行かなくても、このように家事をしたり、散歩をしたりすればお金をかけずに体を動かすことができます、意外と家事をしたりとか、日中の日常的な活動の消費カロリーというのもバカにはならないので良いダイエットにもつながります。

そして、体を動かすことは、肉体的な健康だけでなく、メンタルヘルスの促進にも役に立ちます。私は精神科のソーシャルワーカーなので、よく患者さんの相談を受けますが、メンタルの不調を訴えている患者さんの1日の過ごし方を聞くとずっと横になっているとか、家の中にこもりっきりで一日中スマホを見ているとか、肉体的な活動が非常に少ない方が多いように思えます。もちろん重いうつ病の方の場合だと、そもそも動くエネルギーがないので、動くこと自体が難しい方もいらっしゃいます。

ですので重い鬱病やその他重い精神疾患でなければ何とか体を日中は動かして、そして夜に眠るという生活が心身の健康に良いと思います。お薬の治療というのも一定の効果はあると思いますが、何よりも日々の生活に動くことを取り入れて、自身の治癒能力を高めていくことが大事だと思います。いきなり普段やっていなかった、家事とか運動をたくさんやりすぎるも、エネルギーを消耗してしまいますですから、例えば今日は掃除だけをしてみようとか、窓を開けて空気の入れ替えだけをしてみようとか、ちょっとした小さな活動から取り入れていきましょう。小さな活動の積み重ねで、確実に心身の健康が保たれます。

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