高野雅也氏ボッチャ講習会市民タイムス誌一面トップ掲載
音色くらぶのユニバーサルフリースクールが、
8月7日土曜日の市民タイムス誌に掲載されました。
それも、一面のトップ記事でした。
こんな、私たちの手作りの会が、まさか新聞🗞📰のトップ記事に取り上げて頂けるなんて、思ってもいませんでした。
これから始まる、東京パラリンピックの正式種目であるボッチャの広報も兼ねて、このタイミングでの掲載となったそうです。
これから高野クンは、三年後のパリパラリンピックや長野国体などで取り上げられる可能性は多々ありますが、
おそらく、私は一生一回の出来事でしょう。
一面トップのとても大きな記事ですが、見出しや写真が大きく正直、文章がとても少ないんです。
しかし私も高野クンも、この文章を読んだところ、私たちの言いたいことがすべて詰め込まれていることに記者さんの、私たちの取り組みに対する評価を頂いた結果が書かれているのだと有り難く頂戴致しました。
この企画は、無償ボランティアサークル『音色くらぶ』のユニバーサルフリー活動の一環のフリースクールの一つとしてスタートしました。
いま障害者に理解を、とか配慮を、といった声を聞きます。
でも、それは本当でしょうか?
いわゆる障害者といわれるサイドの方々や、健常者という方々が思う障害者というイメージは、本当にそう思っているのでしょうか❓
私はもう20年近く、障害のある方々にお仕事の創出を主に、ボランティアとして関わってきました。
でも例えば、片足が悪く障害者手帳と年金を貰っている人がいると、
周囲も本人も障害者だと言う。
でもその人の片足だけの問題でまるで全身、心や精神まで、その人の存在のすべてが障害者だとでもいうのでしょうか❓ と思うほど、
「障害者の方々は・・・」
「我々、障害者は・・・」
当事者の方々ですら、自分たちをソコに身を置いているのではないでしょうか⁉️
私たちは代表とともに、
このユニバーサルフリースクール・高野雅也ボッチャ講習会は、
講師の高野氏は、体幹機能障害というハンディキャッパーではあるが、障害者ではありません。
私たちは、この会の開催を重ねる毎に知っていったのは、バリアとは一体何であるか.それは高野氏のバリアとは何か❓
生活をしているグループホームからこの会場に自由に1人で気軽に来ることができないと言う事だけがたった1つだけの問題でした。
私は、往復の送迎だけを行いあとは一切関わらず見ているだけです。
しかし高野氏は、初めて来られて面識のない方の挨拶から対応までをたった1人でおこないルールを教え、2時間後にはお互いに笑いながら、以前からの仲間のようにこのチームを育ててゆきました。
いま話題の分身ロボット🤖のOriHimeというコミュニケーションロボット🤖がいます。
テレビ📺で見たのですが、寝たきりの田中あかりさんの紹介で、あかりさんの元にOriHimeがやってきて、お父さんが帰ってくるとあかりさんはOriHimeを通して、お父さんお帰りなさいと手をパタパタさせて、その喜びを表現することを放送していたのを見たときに私はとても嬉しくなりました。
それはあかりさんが寝たきりでも自分自身に思いがなかったわけでは無いのです。
OriHimeが来て、あかりさんは思いを伝えることや表現をすることの障害やバリアがなくなったのです。
いま私たち『音色くらぶ』の仲間の思いは、その人の存在のすべてが障害者ではないということ。
その障害とは、その人のほんの一部分だけのことだという事を伝えたいのです。
そして、この市民タイムスさんの記事は、
「誰もが」「障壁がなく」「自由に集える」
ユニバーサルフリースクールの意味を汲んで、表現して下さいました。
コロナの影響もありフル稼働と言うわけには参りませんが、この記事を見てお問い合わせくださった方々がお越し下さるようになりました。
高野氏の体力増進、大会へ向けての練習の場としても、皆さんとの交流の場としても、
これからも、一歩一歩積み重ね、持続継続してゆくのみです。
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