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新年度を迎えて~私のこれまでとこれから~

新年度(2023年度)が始まりました。
最近は、時が経つのが早すぎて、驚くことが多いです。
しばらくnoteを書くことから離れていました。
その間も、少しずつ記事への反響はいただいて、フォロワーが200名を超えていました。
すごい!ありがとうございます!

2022年度は、教員採用試験へのチャレンジと葛藤の年でした。
どんな思いで過ごしてきたのか、やっぱり残しておきたいなぁと思い、久しぶりに綴ってみます。


2022年度夏:勉強して挑むも一次敗退...

気合を入れて臨んだ「教員採用試験」は、一次不合格でした。
教科的学力不足で、全然できなった実感がありましたが、やっぱり不合格は堪えます、、、
想いが強かっただけに、ショックも大きかったです。
発表がちょうどお盆の時期で、家族でお墓参りに行って立ち寄ったコメダのトイレで結果を確認し、一人落胆していたのを覚えています。

その後も、自分の学力&一般教養のなさを恨んだり、そもそもの教員採用試験のあり方を嘆いたり、しばらくは、あーだこーだ自分の中で嘆いておりました。

▼あーだこーだの嘆き(笑)
・もっと子どもの頃ちゃんと勉強していれば・・・
・英語を日常的に使う環境だったら違っただろうに・・・
・数学ができたら・・・  理科が得意だったら・・・  歴史好きだったら・・・
・範囲が広すぎて無理!タイパ悪すぎ!
・学生じゃないんだから、学力はちょっとくらい勘弁してよ・・・
・これからの教育と試験内容が合ってない!結局、知識を問う問題じゃん!
・あーあ、もう試験のための勉強はしたくないなぁ・・・ 等々

一方で、「これも一つの通過点だよな。。」と思える自分もいました(教員資格認定試験の時もそうだったし)。
自分のキャリアを語る際、これもネタになるなと。。

2023年春に正規の教員として採用される道は絶たれ、この先の身の振り方を考え、決断しなくてはいけなかったのですが、幸い、職場で会社を辞めるとの宣言はしていなかったため、結論を先送りにしてしまいました。。
当初の予定では、採用試験の合否に関わらず、12月に退職して、4月から教壇に立つつもりだったのですが・・・
今の仕事は好きだしやりがいもあって、働きやすさも申し分ない。
敢えてこの環境を手放し、学校現場に飛び込む覚悟が決められなかった
というのが正直なところです。

一次不合格の通知から10日後くらいに、
教育委員会から「講師登録しませんか?」の電話がかかってきたのにはビックリしました(本当に教員が足りてないんですね)。
「今は正社員で企業に勤めているので、また来年チャレンジさせていただきます。」
と丁重にお断りしました。
だったら採用してよー!と心では泣きながら(涙)

2022年度秋:次の目標にICT支援員

一次不合格の失意の中、次またチャレンジしたとして受かる戦術はあるのか?
ということを考えていました。
試験要項には、特例というのがいくつかあって、
要件を満たすと試験の点数に加点される等の記載があります。
自分も狙えるものがないか目を凝らしました。
英語の資格は、私にはハードル高いしなぁ、、、
それよりもICT・・・ICT系の資格なら何とかいけるかもしれない!
『ICT支援員能力検定』は、今回から特例に加わったのでした。
ニーズがあるということだから、なんだかやる気も湧いてきました。
直感ですぐに試験のことを調べて、いろいろ取り寄せて、申込を行いました(試験まで3ヶ月くらいでちょうどよいタイミングだった)。

▼ICT支援員能力検定について
ICT支援員能力認定試験 実施要項 - ITCE 教育情報化コーディネータ検定試験公式サイト (jnk4.org)

もう試験勉強はこりごりと思ったはずなのですが、またもや試験勉強、、、
勉強しなきゃって思いに縛られるのは、結構辛いんですけどね。。
私は、何かにチャレンジしてなきゃダメな体質なのかもと悟りました。

ICT支援員の対策は、それなりに大変でした。
過去問が公開されていないので厄介だし、選択式とはいえ、択一式ではないので惑わされました。
また、風変わりな動画を提出する試験もあり、なかなかおもしろかったです。
この試験の課題のためにめっちゃ調べて理解した事柄が、実際に業務に大いに役立って、ちょっと感動しました。
なんとか”合格”もいただけました!!
がんばって受けてよかった!!

2022年度冬:塾の先生への道が…

ICT支援員の試験の後は、しばらく勉強はいいかな(笑)と、気の赴くままに過ごしていました。
これからの時代、勉強だけしていてはダメ。
遊びから想起することもあるし、何かに没頭する経験も大事。
一生懸命仕事して、やりたいことをやって、適度に休んで、いろんな役割をこなすバランスが大切なのだと思います。

そして、3月にはもう一つ大きな目標を掲げていました。
4年ぶりのフルマラソンです(コロナ前は、毎年お祭りのように走ってました)。
テレワークによる運動不足で身体が重い・・・
フルなんで全く走れる気がしなかったのですが、練習時間を確保して、少しずつ距離を伸ばしていきました。
大会当日は、途中たくさん歩いちゃったけど、たくさんの応援に背中を押され、気持ちよく完走できました(沿道の応援が本当に有難い!)。

さて、教員になるのが遠のいたわけですが、本やオンライン勉強会等での学びは細々と続けています。
そんな中で、子ども達と直接関わりを持ちたいと常々思っていました。
土日とか平日の夜に、子ども達と関われる機会はないかなぁ・・・
平日でも月1回くらいなら休暇をとって対応できるのだけど・・・
と考えていたところ、ある知らせが舞い込みました。
長女が通っていた大手進学塾から、求人の募集が封書で届いたのです。
大学生向けのアルバイトの募集と思いきや、保護者対象の求人もありました。
職種はインストラクター。
子ども達への授業を担当するとあります。
問い合わせたところ、週1回土曜日のみでもOKとのこと。
塾の先生として授業力を磨くことができ、さらに時給までいただける。
これはもう行くしかない!と期待が高まります。
履歴書に思いの丈を書いて、スーツを着て面接に行き、晴れて採用されました!
最初は、ベテラン先生の授業を見て対応の仕方を学ぶところから。
なんと担当するクラスは、娘二人を通わせていた、アクティブに楽しみながら学習する能力開発のコース。
個別最適な学びってこうすればいいのかってことや、指導のポイントに共感したり、なんとも贅沢な時間でした。
塾の先生になれる!と希望に踊っていたのですが、この話は私の苦い失敗談で終わります...
いざ、会社に兼業申請をするも通らなかったのです。
もちろん応募前に、兼業ガイドや雇用条件等調べ確認していたはずなのですが、認識違いがあり、結局、雇用形態で折り合いがつかず、諦めるしかありませんでした。
結果的に先方にご迷惑をおかけし、ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
授業をやりたいという気持ちも強かったので、しばらくは引きずりましたね・・・
近年で1番の失敗談です。

2023年度春:まさかの異動!

次女の進学先が決まり、なにはともあれ中学校を卒業しました。
本当だったら、私もガラリとステージが変わる春を迎えるところだったのに、また変わらぬ春を迎えるのかぁ・・・
なんて思っていたら、思いもよらぬ、異動の内示が!
なんの前触れもなく、突然にです。
「エリア採用を推進するチームを新設するので、そこで力を発揮してほしい」と。
「えー、私、辞めるつもりだったのに、どーしよー(心の叫び)」
と、戸惑いました。
今のチームを抜けるのは寂しい。
来年度の企てもいろいろしていたのに、やれなくなってしまうことがなによりも悔しい。
そういえば、私、25年勤めてますが、部署異動を言い渡されたのは初めてでした。
わりとショックで、いろんな感情が沸き起こりましたが、徐々に落ち着きを取り戻し、引継ぎを進めています。
ちょうどこのタイミングで、私が力を注いてきたことの証を残すことができました。
これも私のキャリア、まぁよしとしよう!

4/1に教員採用試験の日程が発表されました。
異動になり、この先どうなることやらですが、地道に勉強していくしかないので、毎日コツコツ試験勉強を再開しようと思います。

今回こそは、受かって覚悟を決めたいです。

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