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「偶然のようで必然的な友との出会いと別れ」

こんにちは。neige+の猪俣です


今日は個人的な内容の記事なのでいろいろ思い出しちゃう方はスルーして下さい

「親友」と聞いて思い浮かぶ人はどんな人?

親友って何を基準にそう呼べるんだろうって考えたことはありませんか?自分が一方的に思っていても、相手にはそう思われていないかもしれないと思うと、軽々しく言いにくいですし

「信友」「心友」という言葉で表現することも多いですよね

ただ、何度もそれで心を折られたこともあり、本当の「親友」っていうのは敢えて言葉にしなくても、離れていてもお互いの心は通じ合えているものなんだと理解できるようになったのは結構な大人になってからでした。

友との偶然な出会い

子どもを産んで母になり、仲良くする友達はいても、心を許せる友達ってなかなか出会う機会は少ないと思います

ましてや、母親になってからそんな友達が出来るなんて想像もしていませんでしたから、その友達との出会いは奇跡だったと今でも思っています

最初の出会いのきっかけは、次女の幼稚園での行事でご一緒した時に、ちょうど自宅ではじめてハンドメイドのイベントをする予定があったので、よかったら遊びにきてねー!ってお誘いしたことでした。

まだお互いよく知らなかったはずなのに、遊びに行くよー!って言ってくれて、その日の夕方本当に来てくれて、その時かごに一杯の手作りのマドレーヌを焼いて持って来てくれたんです。

あの日の感動は今でも脳裏に刻まれた映像と共に一生忘れられないです。

ブログにも当時の様子綴ってました。続けてるとこういう記録も残るから続けてて本当によかったって思います

「人から人へ繋がるご縁」

そして、その友人との出会いをきっかけに、友達から友達へと私の活動が口コミで広がり、私の元へたくさんのお客様がハンドメイドを求めに来て下さるようになり、半年ごとに開催のイベントはいつも盛況で、恵まれた環境にとても感謝しておりました。

さらには嬉しいことに、その友達から友達へ広がることで、私にとっても新しい出会いが広がり、今までにない人との繋がりがたくさん生まれました

もしあの時私が幼稚園の行事に参加していなくて、その友達と出会っていなかったら、もしかしたら今、私はこうしていなかったかもしれません

そう思えるほど、ご縁をたくさん繋いでくれたかけがえのない友人です

幼稚園での講師の機会を作ってくれたのもその友達でした。何かあるといつも私を推薦してくれて、全力で応援してくれて心強かったです

その友達には、将来なりたい自分の話もたくさんしてきたし、いつか本を出版したいという夢も語ってきました。

だからはじめて著書を出版した時、すっごく嬉しくて報告したの思い出します。

悩み事ができれば話を聞いてもらったり、いじめにあっていた頃の辛かった過去の話も全部打ち明けて、いい大人がワンワン泣いても大きな器で受け止めてくれて、それなのに、次に会う時何事もなかったかのように接してくれて、たくさん甘えさせてもらってたんだって今こうして文章に書きながら思い返します

突然の別れ

先日、その友人の一周忌でした。

春は私のレシピからマスクを作ってくれていたり、何度も私にサインを送ってくれていたのに私は忙しさのあまりそれに気づけず、後になってそれに気づくんです。

せめても遺品を頂こうと普段使っていた持ち物を遺族の方に聞いたら、みんな私が作ったものだって言うんです。バッグもバッグの中のポーチもみんなみんな・・・通院時にも使ってくれていたそう。

私にとっては後悔ばかりが残る最期で、自宅ショップで会うこともなくなり、最後に会ったのがいつだったのかもう思い出せないほど会えていませんでした。

どんなに悔やんでも、泣いても、願っても、もうその友達に会うことはできません。悔しくて自分に腹が立ってしばらくは立ち直れませんでした。

1年経ってもその思いは変わりませんが、あの時貴方と出会えたことで今こうしてる自分がいるという感謝の気持ちだけは一生忘れません

人は一人で生きているのではなく、人と繋がることで良いご縁に繋がっていくということを最初に教えてくれた心友に心から感謝です

そして同じ後悔を繰り返さないように、友達が繋げてくれたご縁をこれからもずっとずっと大切に温めていこうと思います。

黄色が大好きだった友達に元気な向日葵の画像でお届け

思い出すことも故人の供養になるそうです。

心よりご冥福をお祈りします


note:neige+® 猪俣友紀







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