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LSHTM〜Week10〜

(歴史ある学校なので、随所で「歴史」を感じることができます。改築工事中なのでキレイになってはいってますが….)

月曜日(基礎統計)

 午前中の演習の時間に自分を含めて4人しかいなかったこの週(普段は25人くらいいる)。そりゃ午後に試験があれば、そっちを優先するよね…
授業の内容は一学期の振り返りでした(実は私はリアルタイムでは視聴していない。なんせ期末課題と期末試験でそれどころじゃなかった…この記事を書くために2ヶ月遅れでレコーディングの授業を観ました)
 成績はStataを使った統計解析のレポートでつけられ、提出は年明け。

火曜日(基礎疫学/公衆衛生の課題)

 基礎疫学は実践的な内容。ブラジルにおけるジカウイルスのケースにどのように対応したかについて。疫学を学ぶ者としての「姿勢」について、個人的には学びがあった回。新しい知識を学んでいると視野が狭くなりがちなので、俯瞰的に見る機会を与えてくれるのはありがたい。
 成績はレポートで、年明けに提出。

 公衆衛生の課題は「ヘルスコミュニケーション」について。「健康に関する情報を、どのようにすれば大衆に上手く届けられるか?」を、人間が持つバイアス(確証バイアス、アンカリングバイアスなど)や誤った情報の拡散、どのように情報を提供すべきか?などを、実例の紹介を交えながら説明。個人的にはこの分野だけで10週間やっていいんじゃないかと思う。講義をした方は高名な教授で、1学期の他の科目の授業でも登場。学生からのメールを無視するお方。
 成績は時間制限ありの試験が年明けに実施。

水曜日(健康政策/EAP)

 この週の授業は、「これまでの振り返り」だったと記憶。配布されたパワポのスライドは140枚。この日は「高名な4本足の政策分析家」もスペシャルゲストで招かれ、学期一番の盛り上がりでした笑
 成績はエッセーで、1学期の間に要提出。

木曜日(ヘルスプロモーション/ソーシャルリサーチ)

 ヘルスプロモーションの授業時間は試験日に当てられ、たしか90分で大問2問を合計1000 words以内で回答しなければならない(相当に辛いのは、IELTSのライティングが「400 words/60分」と比較すれば分かるでしょう)。

 ソーシャルリサーチは「1学期の復習」と「試験対策」。スミマセン、私は医療政策の期末レポートを仕上げるのに忙しく、出席はしたがつまみ食い的にしか聞けてない…本当に忙しいんですよ、このコースって。
 試験は年明けに実施され、形式は中間試験と同様。

感想

 この頃は数週間に渡って休日がない状況で、心身ともに疲弊していました。金曜日が健康政策の期末エッセーの提出日で、時間ギリギリまで手直しをしてました。翌日から冬休みに入るのですが、リカバリーに3日くらい掛かり、久々に「消耗したな...」と感じる時間を過ごしました。
 冬休み(22日間)…もっと休めると思ったんですけどねー、結局、合計で4日しか休日はなかったですね(本当に休ませてくれない)。

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