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美味しい紅茶を淹れて:『デトロイト美術館の奇跡』 原田マハ

日曜日ももう終わりですね。

私はまだまだ仕事が納まらないので年末感がありません。


そんなこんなで12月5冊目です。

『デトロイト美術館の奇跡』 原田マハ。

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もうタイトルからおしゃんです。

文通友達のむーちゃんが以前おすすめしてくれた本です。

買ってから読まずに本棚に差していましたが、今回は薄くて読みやすい内容の本を欲していたので手に取りました。


やはり安定の原田マハさん、、、。

面白くて一瞬で読み終えてしまいました。

美味しい紅茶を淹れて何度でも読み返したくなるような作品です。


妻が愛した作品に惹かれる一人の男。

その作品に魅せられた一人のコレクター。

苦境に立たされた一人のキュレーター*。


*キュレーター=学芸員


デトロイト美術館をめぐる3人の男たちの人生が描かれています。

そして最後には全てが噛み合い、奇跡が。


実話を基に描かれた物語とのこと。

柔らかく包んでくれるようなマハさんの言葉がとても素敵です。


とてもいい読了感なので、今年の読書はこちらで締めることとします。

そして今年は月3冊以上読書の目標も達成することができました。

また後日報告noteを書こうと思います。


年末年始、仕事に追われる方もそうでない方も、

どうぞ心穏やかに体にはお気をつけてお過ごしください。

読んでいただきありがとうございました。


今日のnegoto:「西陽につつまれる午後3時」

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