料理は発見 … 漬けるだけの調味料
料理はまず素材でしょうが、素人には小さな工夫が大きな助けになることもあります。わたしは凝ったことはできないので、漬けておくだけの簡単な調味料を少し紹介します。ご参考になれば幸いです。
ニンニク醤油
とびらに写真は、左は切って3か月ほど醤油漬けにしたにんにく、右は切ったばかりのニンニクです。色の違いは味の違いでもあります。
ニンニクの旨みが充分しみ出た醤油は、とにかく重宝します。肉や魚を焼くとき、回しかけるとぐっと風味が増します。また、唐揚げなどの下味にも。
小さなビンに入れ、冷蔵庫で保管。使った分だけ補充。
では、残ったニンニクは邪魔になるのか?いえいえ、薄切りにしたニンニクはお酒のおつまみになります。更におすすめは、みじん切りにしたニンニクを入れたチャーハンです。クセは強いのですが、深みのある大人の味です。
所々に見える茶色い粒が、みじん切りのニンニクです。(根来漆器皿)
自家製ラー油
ニンニクチャーハンを作る時は、是非このラー油で炒めて下さい。つい最近気づきましたが、市販のごま油に八百屋さんで買ってきた唐ガラシを数本入れただけで、美味しいラー油になります。値段も安くてグンと味がいい。
古くなった唐ガラシを取り出しにくいので、容器は検討の余地あり。
唐辛子オイル
考えてみると、油+トウガラシの組み合わせは以前から利用していました。ピザを作るようになった頃、参考にした本に書いてあった気がします。しばらくタバスコは使っていません。
この唐辛子オイルから、ドレッシングも良さそうです。ニンニク醤油みたいな使い方もできそうです。あれこれ好奇心と冒険心が湧いてきます。
オリーブオイルにぎっしりの唐辛子。辛いの大好き。
ささやかな自家製の調味料ですが、作るって工夫するって楽しいですね。「食は命なり」「食べ物を汝の医者とも薬ともせよ」との格言は難しく聞こえかもしれませんが、ちょっと視点を変えてみると、人間には楽しむ力があります。それは頼もしい味方になってくれると思います。
次回は、「工房スケッチ … 手斧(チョウナ)」です。
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