日記：ただ薄着が好きなだけ（2024/03/21（木））

寒い。イスに座った背中がやけにスースーと冷える。
理由は明らかで、今日は厚めのデニムシャツとタンクトップしか着ていないのだった。最高気温は8℃。室内とはいえ薄着すぎる。

二ヶ月前に同じ気温だった時は、ヒートテックとニットを着ていたはずなのに。わたしの服選びはなぜか一方通行だ。ぐっと上がった気温につられて一度でも薄着になると、そのまま春をめがけて強行突破してしまう。
「三寒四温」という言葉と非常に相性が悪い。

そういえば、会社でノースリーブを着るのも一番乗りだった。五月に入り「一足早く真夏の陽気」と呼ばれる日が来ると、待ってましたと言わんばかりにノースリーブを引っ張り出す。

街ゆく人は「さすがに今日は長袖シャツの下を半袖にしました」といった装いで、「えっ、もうノースリーブ？」と会う人会う人にツッコまれる。でもそれも嬉しい。雨が降れば、二の腕をさすりながら帰ることになるが後悔はない。

書きながら気づく。冬から春、春から夏はフライング気味だが、その逆はない。ただ薄着が好きなだけかもしれない。