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繰り上がった話 #12

繰り上がりと言えば計算、計算と言えばそろばん。ということでトップはそろばんの画像をお借りしました。ちなみに私ねぎとろ、日本珠算連盟の珠算初段と暗算1級を持っています。

こんにちは、ねぎとろです。
今回の繰り上がりは計算の繰り上がりではなく。

11月2日に掲載したこちらの記事。

この記事で、教員採用試験の結果をまとめさせていただきました。

その後、7日(月)の夕方、福島県教育委員会より電話があり、

福島県の中学校数学教諭に繰り上げ合格となりました!

いやー、念願叶って。これで2つの自治体に現役合格となりました。今はうれしい以外の言葉は見つかりません。

教員界隈の方はご存知かと思いますが、教員採用試験は、合格という表現を用いるものの、厳密には「採用候補者名簿登載」です。一般企業で言えば採用内定にあたります。

電話口で「(名簿登載を)承諾いただけるなら書類の発送のお話をさせていただこうと思いますが…」と言われ、二つ返事で「喜んでお受けいたします」と返してしまったのですが。(というか、このような場面での正しい応答ってどうすればいいのだろうか…?)

11月3日の記事でも書きましたが、福島県以外で働くことは考えていなかったので、即決か…と思いきや、

自分でも予想していなかったことが起こりました。

ねぎとろ、"高校"教諭に後ろ髪をひかれる。

まあそもそも、福島県も高校で受験をしていました。何度か話題に出していますが、福島県は国数英の受験者に限り、中高を併願することができます。1次試験の結果によって、私は中学校の2次試験を受験することになっていました。

出願はゴールデンウイーク周辺なので、教育実習よりも前。その時点で中高のこだわりはなかったのですが、自身が高校生の際に地域に出て活動をしていたこともあり、高校生のそうした探究的活動に伴走できるような高校教諭もいいなと感じていました。もちろん、数学科としても中学校と比較してより難しい内容を扱うことになるので、そういった面での意欲もあります。

一方、中学校教諭もいいなと思い始めたのは、やはり中学校での実習後。まっすぐな生徒たちと温かい先生方に恵まれたこともありましたが、誰もが平等に通ることができる義務教育の後半の3年間、心身ともに変化が起こり始める大切な時期の生徒に伴走できる喜びを感じることができました。数学科としては、数学嫌いな生徒が増えていると言われているなか、いかに生徒に数学を好きになってもらえるか、という意味では、こちらも義務教育で平等にカリキュラムを組む中学校が勝負だと個人的に思っていて、そういった意味でのやりがいがあると感じています。

で、結局どうするん?

というのが、今読んでいる皆さんの思っていることだと思います。

結論、福島県で中学校数学科教諭として就職することに決めました。

月曜夕方に電話をいただいて、悩んだのは一晩でした。やっぱり地元で働きたいというのが一番の理由でした。長々と書いておいて結局かい。でも地元で働きたいと考えていても働けないかもしれない状況に一時的におかれた身としては、とてもありがたいことだと感じています。

一晩明けて火曜日、実習を行った中学校に報告の電話をしました。実習中にもらった時間割がとってあったので、指導教諭の先生が空きコマである時間を狙って電話をして、直接ご報告することができました。
実は、指導教諭の先生も、生徒に「ねぎとろ先生、試験どうだったんですか?」と聞かれていたそう。もちろん答えられなかったし、でも試験結果を聞きに行くのもなあということで、はぐらかしていたとのこと。高々3週間しかいなかったのに、どこまで温かい生徒たちなのでしょうか…。「今日の帰りの学活で報告して、万歳三唱しますね笑」と指導教諭の先生はおっしゃっていました。なんだろう、選挙にでも当選したのかな()

とまあ、このnoteを読んでいる皆さんにも、このようなうれしいご報告をすることができ、本当によかったです。いつも読んで下さる皆さん、ありがとうございます。残り4カ月半となった大学生活、有意義なものにして、2023年4月3日、いいスタートを切れるようにしたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

Sunday, 2022/11/13



どうやらこの2週間はストレスフルだったようで。かなり久しぶりに口内炎ができていました。前がいつだったか覚えていません。できたことがある記憶はあるのですが。

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