嘘の豆知識④
あなたにはこんな経験ありませんか?
自分よりも優れている人と比べられ、「爪の垢を煎じて飲め!」と言われたこと。
でも冷静に考えて、爪の垢を煎じて飲むなんて発想はどこから出てきたのか…見当もつきません。
それもそのはず、この言葉は間違った言葉なのです。
その昔、ある由緒正しい鍛冶屋の弟子がミスをしたときに、師匠はある罰を設けました。それは、唐辛子の品種である「鷹の爪」を煎じたお茶を飲ませることです。辛いお茶を飲ませることで弟子の集中力を高める目的でした。
そう、この言葉、元々は「鷹の爪を煎じて飲ませる」と言う言葉で、意味も現在とは少し違う意味でした。その「鷹の爪」を「赤の爪」、「爪の垢」と間違えてしまった結果、現在のような言葉や意味に変わってしまったのです。
鷹の爪を煎じたお茶なんて飲んでいたら、爪の垢まで辛くなってしまいそうですね。
ねぎとむ
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