複業人材を活かせる企業は、きっと強くなれる。
こんにちは、NegiPANです。
今日も、noteを書くきっかけをくれる日経COMEMOさんの企画から。
#日経COMEMO #複業人材を生かす組織とは
複業(副業)と言う働き方は大手企業などでも認められるようになり、少しずつ新しい働き方のスタイルとして注目されはじめました。
最近では大手企業が複業人材の採用に積極採用の姿勢を示すケースが増えたことで、さらに促進されている印象を受けています。
コロナ渦でリモートワークが可能になったりしたことで、通勤時間などが無くなった分の時間を複業に充てることができるようになった人も多いのかもしれません。
実は私も、緊急事態宣言が出されて急遽在宅勤務となった際に、複業の検討をした一人です。
理由としては、今の会社を辞めることなく、自分の知識や経験、スキルを活かして他社で働くことができる、という点に魅力を感じたためです。
複業には収入面のメリットもモチロンあると思いますが、それよりも前から気になっていた企業で、「転職」とは違う形で働くことができるかもしれない、という可能性にワクワクした記憶があります。
(結局、応募書類を作る段階で本業が忙しくなってきてしまい、応募を断念しましたが)
では、まずは複業のメリットについて働く立場、雇用する立場、それぞれから考えてみたいと思います。
◆複業のメリットとは・・・?
働く側からすると、複業には
・収入が増やせる
・自分の知識やスキルを活かせる
・本業とは違うことにチャレンジできる
・新たなスキルや知識を習得できる
・転職することなく他の企業で働ける
・人脈を広げられる
・リスクを減らして企業に向けた準備を進められる
このようなメリットがあるのではないかと考えます。
一方で、雇う企業側からすると、
・確保しづらい職種の人材や、優秀な人材を確保できる
・多様性など、今までにない新しい組織風土を作れる
・新しいポジションの試験的な採用にチャレンジしやすい
・企業のブランディングに繋がる
と言ったメリットが想定されます。
特に、通常の雇用形態では確保しづらかった専門職の人材や、優秀な人材を採用できるという点のメリットはとても大きいと感じます。
◆求められる複業人材と課題
複業人材を受け入れることは、既存の社員だけではチャレンジできなかったような新規事業にチャレンジするなど、会社の将来の可能性を広げたり、売り上げを拡大していける可能性も秘めています。
想定されるのは、主に新しい技術や知識を身に付けている人材や高スキルの専門職人材の複業採用です。
そこで課題となってくるのは、やはり「情報」の管理なのではないでしょうか。
もちろん、労働時間の管理など労務管理の観点からの課題もあるとは思いますが、それ以上に事業を継続していく上で新規事業などの重要な機密情報が複業社員を通して漏洩してしまうリスクは経営に与える影響も小さくないはずです。
現状、複業人材の採用に積極的なのはIT系などのベンチャー企業や大手企業という印象があります。
柔軟な雇用や情報管理など、複業に関する規定やルールをしっかりと設定されている企業が多いとは思いますが、そこまでしっかりした準備がないまま複業を認めてしまう企業や、受け入れてしまっている企業もあるかもしれません。
この部分は注意が必要かな、と感じるところです。
また、複業人材に定着してもらうためには、他の社員とのコミュニケーション施策や、通常雇用の社員と同様にしっかりとした評価制度なども必要になるかもしれません。
複業人材だから・・・と、企業理念やカルチャーの浸透などを後回しにしてしまうのも、できれば避けたいところです。
さらに、受け入れる側の社員に対するフォローなども気を配る必要が出てくるかもしれませんね。
しっかりとこのような部分にも力を入れられれば、モチベーション高く働いてくれる優秀な複業人材が定着し、今まで社内にはなかった技術や知識、ノウハウを活かしていくことができ、会社は強くなっていけるのではないかと考えます。
複業人材を「採用する」だけではなく、しっかりと「活用する」ことができるかどうか。
この辺りもポイントとなりそうだなと感じました。
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