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【イマキケ】クラウドってなに? 簡単に言って!

新聞やTVでも、まるで一般用語のような顔して「クラウド」って単語が飛び交ってますね。
(正しくは「クラウド コンピューティング」)

たぶん、書いてる人・話してる人たちも意味を知らないで使ってるんじゃなかな。
わりと知ってる(ほうだと思う)わたしでも、たまに間違えてしまいます。使い方に迷う用語なのです。


Wikipedia を引く

インターネットなどのコンピュータネットワークを経由して、コンピュータ資源をサービスの形で提供する利用形態

と書かれてます。
うーん。
なんだか分かりません。


はしょって はしょって、本当は違うんだけれども、でも「こう覚えておけばいい」という説明をしますと……

2つの機能

クラウドには、大きく分けて2つの機能があります。

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ひとつは、処理。

自分のPCやスマホではなく、データセンターに格納されてるサーバー(コンピューター)に計算してもらいます。

みんな忘れてると思いますけど、PC・スマホは「計算機」ですからね。
画像加工にしてもデータ処理にしても、「計算」の結果です。

自分のPC・スマホでは限界があります。大した計算はできません。ので、限界突破するための計算を、クラウド上のサーバー(コンピューター)に肩代わりしてもらうわけです。

天気予報なんて、すんごい膨大&複雑な計算の結果ですよね。

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わたしたちが見てるのは、その計算結果を画像(イメージ)に置き換えたものであって、手持ちのPC・スマホが計算してるわけではないです。


もうひとつは、保存。

自分のPCやスマホにデータを保存するのではなく、クラウド上の保管庫にデータを置く。

故障したり紛失しても、データはクラウドにあるので安心。
(インターネット経由で保存するので、WiFiなり何なりで、ネットに常時接続してる必要があります)

こういうクラウド上の保管庫をクラウド ストレージと呼んだりします。

ストレージ(storage):保管、貯蔵、収納すること。あるいはそのためのスペース


クラウド ストレージにまつわる、こんな記事も書きました。↓


「バックアップをとる」という発想ではなく、最初からクラウドにあるデータこそがメインデータ……と考え直しておくといいかも。

子どもたちはデータがスマホに残ってるなんて思ってませんよ、すでに。
クラウドからゲームデータをダウンロードすることが「普通」みたいです。

というか、データを保存・保管するということすら考えてないんじゃないかな。
すでに身の回りから、フロッピーディスクも CD-ROM も、DVD すら無くなってるわけですしね。
そのうち、USBメモリなんてのも無くなるんじゃ?(意識せず、ぜーんぶクラウドに)


オンプレミス。クラウドじゃない業務用ネットワーク

クラウドに対して、オンプレミスと呼ばれる概念があります。
自社運用型とも呼ばれていて、社内に構築する「クローズド(閉鎖的な)システム」のことです。

オンプレミスはこんな感じ。↓

画像3

あー、まー、これは、
社内ネットワークと呼ばれてるモノの話しなので、個人でPC・スマホを使ってるぶんには関係ないです。覚えなくていいです。はい。


余談)もうひとつのクラウド

クラウド ファンディング、クラウド ソーシング、なんてのもありますが、そちらのクラウドは crowd。スペルが違いますね(雲は cloud )。

「群衆」を意味するそうで。
(ネットの向こうにいる顔の見えない誰かさんたち。て感じ?)

コンピューティングのクラウドとは無関係、まーったく別物なので混同しないように頑張りましょう。


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