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感情の操作をする

Emotion Manipulation 感情の操作をする
例えば、ディズニーはミッキーのフィギアを売っていますか?TOYOTAは車を売っていますか?
これらは全て「感動を売っています」「感動を与えています

商品ではなく、話すじゃなく、語らないといけない。


今の時代は 売りたい人>買いたい人 感動したい人>感動させたい人 というように、売りたい人と感動したい人に溢れている時代です。
さらに現代人の買いたい人は頭がいいです。というのは色々な情報を知っているので、説得をしないと買ってもらえません。しかし、人間の真理は説得したら買ってもらえないという考え方なので、負の無限ループです。

いらないものはただでもいらないし。でも欲しいものは並んででも欲しい。

ビジネスをする上で、この人間の真理は確実に理解していないと、ボールを投げていないのに大振りして三振するバッターのように勝負もできずに負けるんだなと、私も思いました。

ではどうやって人に刺さる伝え方をするのか、実践していくのかをやっていきます。

〈シンプル化〉

例:スティーブ・ジョブス

スティーブジョブスはiPhoneの広告を打つときに、初めは9ページにおよぶ新聞広告をしました。しかしそれは全く効果がありませんでした。そして自ら立ち上げたApple社をクビになり、ピクサー(トイストーリー、ファインディングニモ、モンスターズインクなど)という会社で物語を作りました。そこでジョブスは「いいCGが作れてもそこに物語がないと価値がない」ということに気づきました。その後Apple社に復帰して「Think different」というパソコン広告なのにパソコンについて全く触れていないシンプルな広告を爆発的にヒットさせました。





ネーミングセンスの重要性

例:明太子

博多の某有名明太子メーカーがニューヨークでマーケティングしたときに、英語で始めに「Red eye」と紹介し、その下にだーーーーーーっと説明を書いたら全く売れませんでした。しかし「Spicy caviar」スパイシーキャビア と宣伝したら瞬く間に人気が出ました。このネーミングセンスもビジネスにおいてとても重要だと思います。

心理的法則

さっきほども触れたように人間の本質を知っているか?人間を理解しているか?というのが今回のパワーワードです。これから絶対に理解しておかないと損をする人間の3つの特徴を紹介します。

①バンドワゴン効果:人間は人気なものが欲しがる (人気)

②スノップ効果:人は珍しいものを欲しがる。でも、みんなが使っていないものを使いたい (希少性)

③ヴェプレン効果:価値が高いとその商品、サービスの価値も高いと思う。価格を高くするというのは=人を限定するということ (買う人を絞る)

買う人を絞る(ヴェプレン効果)×みんなに選ばれる(バンドワゴン効果)

例:

綾鷹:100人の茶職人×高いパーセンテージ

牽引性がある人×ブランドもの

ジム:結果が出ている人90%の人×プラチナコース(サービスで一番高額プラン)

など掛け合わせることでスムーズにブランディングが進みます。

みんなが選ぶ×特徴×希少性 これだけです。

「マーケティング3原則」

見ざる、聞かざる、動かざる

見てません、聞いてません、動きません

どんなに商品を紹介しても相手がそれに興味がなかったら説明をしても無駄です。

それはお店の規模が小さいから?お店が豪華じゃないから?→感動がないから

「感動とは』驚き、ワクワク、嬉しい、怖い、ハラハラ→これら全てが感動に変わる。なぜなら興味広告に変化しているからです。

人間の面白い心理の最後は、例えば「サブスクに入会しないと一万円損になるよ」と「サブスクに入会したら一万円得するよ」という質問に対して、人間というのは損をするのにとても抵抗があるので前者の方がマーケティングでいうと有効的ということです。

ではどこに広告を出す?とにかく意外な場所で目に入った方が人は木起き雨が残るので、床、トイレの中、森の中など、意外な場所が有効的だと思います。

広告の基準は人間が理解できるかどうかではなく、ヤモリでもカメでもパクパクしてくれるかが基準。

頭じゃなくて心臓を刺激する。なぜなら心臓を刺激するということは本能を刺激するということだから相手により刺さるからです。

最後に私が今日一番勉強になった言葉を紹介して終わりたいと思います。

テクニックより、本質。すぐに役に立つことはすぐに役に立たなくなる。







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