『もしも命が描けたら』
星野月人(田中圭)は家族に見放され、画家という夢も貧しさから叶えられずに無気力な毎日を送っていた。それらの出来事から人と交流せず、孤独だった彼に職場の後輩の月山星子(小島聖)が近づいてくる。次第に心を通わせ恋人同士となった彼らだったが、幸せをつかんだ矢先に彼女は交通事故で亡くなってしまう。絶望した月人は人生をともに過ごした上空の三日月(黒羽麻璃央)に半生を語り、杉の木の下で自殺を図るも失敗する。その時、それまで月人の人生で何も答えてくれなかった三日月が月人に初めて語りかけ、