「童謡・こいのぼり」のおはなし
ここでお知らせです。
こどもの日、5月5日は特別編!
こどもたちでも楽しめるよう
「童謡・こいのぼり」についてのおはなししていきます。
なお、こどもたちからの募集はおこなっておりません。
(正直申しあげるといつもと変わりません)
「童謡・こいのぼり」登場鯉物
さて、ここで問題です。
【問題】
「童謡・こいのぼり」に登場している鯉は
どんな鯉でしょうか?
家族関係を答えなさい。
あなたは正確に答えられるでしょうか。
ちなみに、わたしの答えを下記に記します。
文字だけだと非常にわかりづらいのですが、
主人公は父Cとして、家族関係を示します。
・祖父 A(父方)※Cの父
・祖母 B(父方)※Cの母
・父 C
・母 D ※Cの嫁
・子 E ※Cの息子
・子 F ※Cの息子の嫁
・孫 G ※Cの孫
合計 7匹
え、多くない?
と思われた方もいらっしゃるかと。
これは、幼いころに見たこいのぼりの記憶から。
個人情報が無かった時代のこいのぼり
わたしはお世辞にも都会と呼べないところに住んでいます。
居住地からさらに田舎というところに
ゴールデンウィーク移動をすると、
いわゆるひとつの「お屋敷」と呼ばれる、
とっても大きいおうちがあります。
そこにはとっても大きなこいのぼりがあるのです。
高さもとんでもなくて、
「一体、この棒どうやって地面に刺さってるの?」
という超長い棒にとってもたくさんの鯉が泳いでいます。
恐らく、
実際の家族人数=鯉の数
というシステムで、
「うち、7人家族です~」
なんて、鯉の数からわかってしまうという、
家族情報が駄々洩れな時代。
7匹付いたこいのぼりはわりと見ていたので、
当然、「童謡・こいのぼり」もそのくらい
登場鯉がいるものと思っていました。
ですが、人生ではじめて真剣に「童謡・こいのぼり」について、
考えたのでそれが間違っているのに気が付かなかったのであります。
童謡の勘違い、ふたたび
わたしの中での登場鯉は家族構成まで
かなりしっかり意識していました。
それには理由があります。
おおきいまごいは おとうさん
ちいさいひごいは こどもたち
こちらのですね、
おおきいまごい
ちいさいひごい
えー、わたくしですね、大きな勘違いをしておりましたー、はい。
おおきい 孫い
ちいさい ひ孫い
わたしの答えを再度、下記に記します。
文字だけだと非常にわかりづらいのですが、
今度は主人公は祖父Aとして、
それを基準の家族関係を示します。
・祖父 A(父方)
・祖母 B(父方)※Aの嫁
・父 C ※Aの子
・母 D ※Aの子の嫁
・子 E ※Aの孫
・子 F ※Aの孫
・孫 G ※Aのひ孫
ちゃんと全員登場してますでしょ?
なので、この年までなんの違和感もなく、
この歌はわたしの中でこのような家族構成と人数で
成立をしていました。
だけど、
「孫こい」とか「孫のこい」
「ひ孫こい」とか「ひ孫のこい」
というのが普通の言い方で、
なんで(こ)や(のこ)を
業界用語みたいに縮めちゃっているのだろう。
とは少し思ってました。
ちなみに他にも同様の歌詞を勘違いしていたおはなしは
こちらからお読みいただけます。
クイズの正解
【問題】
「童謡・こいのぼり」に登場している鯉は
どんな鯉でしょうか?
家族関係を答えなさい。
【解答】
・ 大きい真鯉のお父さん
・ 小さい緋鯉の子供たち
お父さんと子供たちが正解。
祖父母おりません。
そして、なんとお母さんもいません。
(もちろん、ひ孫なんておりません)
シングルファザーなのでしょうか。
これにはこの歌ができた時代背景があり、
「お父さん1強」かつ、「息子の誕生を祝う行事」
であったことにあります。
今の時代なら炎上案件ですね。
しかし、こいのぼりはその時代に合わせて変化をしています。
その話は、また来年。(できたらいいな)
ここまで記事をお読みいただきありがとうございました。
はしゃぐ恋は 池の鯉。