月経過多の自覚が無いまま過ごしていたら殺人事件現場になったおはなし
※この記事は1000文字です
前回までのあらすじ
今から約5年前、転職した
以前、勤めていたところよりも月給が良く、
通いやすい場所へと転職をしました。
ところが。
そこは
初日から「やめたい」と思った職場でした。
直属の上司とまったく合わなかったのです。
でも、入ってすぐに辞めるわけにもいかず、
「月給があがるとはこういうことなんだ」
と自分に言い聞かせて日々がんばっていました。
毎月くる生理はさらに経血量が増えていった
もはや血ではなく、
グミみたいな血のかたまりが
何個も落ちてくるようになりました。
このころになると、
1時間もたず、30分に1回ナプキンを交換したり、
ナプキンを二重にしたり、
ショーツ型を併用したりしていました。
それでも月経過多という自覚がまだ無かったため
「ストレスのせいだ」
と自分に言い聞かせて日々過ごしていました。
約4年前、事件が起こる
繁忙期になり、仕事がかなり忙しくなっていました。
それでもおかまいなしに生理はやってきます。
そして。
忙しいあまり
1時間ほどトイレに行くことができませんでした。
やっと行けたトイレ。
そこには
なんじゃこりゃあー
おびただしい血の海でした。
まるで殺人現場。
「わたし、なんかやっちゃいましたか?」
くらいの。
厚手のデニムを履いていたが
貫通してしまうほどの血をおもらし。
外からは見えにくい場所だが
真下は外側からさわっても血が付く状況。
もう一度このズボンを履くのは困難である。
すごくラッキーなことに
隣りの建物が防具屋さんであったので
上司に説明をしてダッシュで防具屋へ買いに行き
履いていたズボンを投げ捨てた!
E あたらしいズボン を装備。
そのまま残業を1時間した。
(いや、残業させるなよ。
と、今では思う。)
さすがにとんちんかんな私でも
「この身体は異常じゃないか」
と考えました。
しかし、残業をしたので病院は閉院。
次の日病院へ。
予約がとれず車で1時間の総合病院へ
吾輩の住む街には大きな産婦人科が無い。
昨日の状況を説明を何回もして
予約がとれたのは遠方の病院。
診察室に入り言われた言葉は
「月経過多です。」
わたし月経過多なの?
そして、続けて言う。
「ピルは年齢を考えると、
今から始めるのには更年期にも入りますので
難しいです。
ミレーナの装着をおすすめします。」
ミレーナ??
ドラクエ6に出てくる謎の美女でしょうか
(それは「ミレーユ」である。)
つづく
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