20代の頃の僕は、ずっと孤独だった。 感覚的には、鏡の球体に閉じ込められた感じで、見えるのは、見渡す限り、自分だけだった。 人一倍強い劣等感を隠すためにプライドで厚化粧し、会社でもプライベートでも、勝てる喧嘩しか挑まなかった。 そんなクズみたいな僕は、たまに、子供じみた暴発を繰り返していた。社会人にもなって、親に向かって「愛されてない!」と泣き叫んだり、上司に「環境保護をしたいので会社を辞めます!」と宣言したり。 当時の僕には、なぜ自分がそういう衝動的暴挙を繰り返すの
去る5/31で、10年前に日本法人を立ち上げそのまま代表を勤めた海外企業を辞めた。 面白い会社で、「やわらかい会社」であることに心血を注いでいた。会社にあるキッチンでみんなでご飯作ったり、ヨガしたり手つなぎ鬼したり。以下、その当時書いた記事。 で、辞めて何をしているかというと、もっぱら、自宅警備員として家の安全を守っている。鉄壁の守備には自信があるが、どうやらお金は一銭ももらえないらしい。 儲けにならないことを見透かされてか、警備員であることを伝えても「で、何してるの?