定年退職まで5ヵ月を切ったが、再雇用条件が何も決まっていない不安定な状態
2023年1月15日を以って私は60歳定年退職となります。
自分の勤める会社は小さな同族企業で、定年後の雇用条件に関して就業規則に何も定められていません。また定年後に会社に残るのか、そのまま退職するのかをいつまでに明確にしなければいけないのか、残るなら条件をいつまでに決定するのかも全く決まりがないのです。
大手企業では半年前にはまず雇用継続か退職かを会社に申告するようになっていると聞いたことがあります。
しかし6ヵ月を切っても会社からは何も言ってこないので、しびれを切らして総務に確認し、今月初めにやっとこちらの希望をまず聞き取りたいと言われ面談にこぎつけました。
本当は「もうそのままリタイア生活だ!」と行きたいところですが、年金は65歳にならないと支給されない(繰り上げという手もあるが、ただでさえ少ない年金がさらに24%も減ってしまう)し、遊んで暮らせるだけの資産など全くない身としては、とにかく働けるうちは働き続けるしかありません。
過去の定年退職者の方々はほとんどが定年後も嘱託(契約)社員として、引き続き同じ仕事をされていますが、やはり給与は何割かダウンしているそうです。
就業規則に雇用条件の基準が何も記載がないため、本人と社長との間の話し合いで決まってきたそうですが、なぜ同じ仕事内容なのに給与が減額なのでしょうか?
ネットやメディア情報を見てもどこもかしこも「定年退職後の再雇用では同じ仕事をしていても給与は大幅に下がります。」と当たり前のように謳われています。
だからなのか、規則に載ってもいないのに定年後なんだから給与が下がるのは当たり前という感覚で下げられてしまってきたのでしょうか。
私はこれには納得がいっていません。
総務との希望聞き取り面談では「規則には定年後は給料が減額する規定は何も無いので、自分としては同じ内容の業務の継続を希望しますから、給与も現状維持でお願いします。」と伝えました。
まずは希望聞き取りなので、これがそのまま通る保証は全くないのですが、今や『同一労働同一賃金』という考え方が主流になってきてるではないでしょうか。
ですので自分としては強気に出てみたのですが、これには後に続く人たちのためにも、同一労働同一賃金の原則を定年後にも適用されるよう規則に落とし込んでもらいたいという思いもあったからです。
この再雇用契約条件に関する社長との面談が今週セッティングされました。
この面談での結果が自分の定年後の在り方に影響を及ぼしますから心して臨みたいと思っています。
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