帝国図書館と関東大震災
日本図書館協会現代の図書館編集委員会の『現代の図書館』61巻第1号の特集「関東大震災100年―地震と図書館」に「帝国図書館と関東大震災」を寄稿しました。
帝国図書館が関東大震災のときに何をどうしていたかについては、すでに『国立国会図書館月報』に西村正守氏による『宿直日誌』を用いた詳細な報告があり、私も拙著『帝国図書館』(中公新書)に結構書いたので、新たに何か書けるのかしら・・・と思ったのですが、帝国図書館文書の焼失図書目録や『出版物検閲通牒綴』に見える新聞統制、震災関連資料の展示会など、ごく簡単にしか触れられませんでしたが紹介してみました。
お目に留まれば幸いです。