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【月報】2024年9月―月報はじめてみた
月報をはじめることにした。きっかけは最後に書くが、自分の1ヶ月を振り返るのにもすごく有効な気がする。ここでは発信活動(特に書くこと)を中心とした月報を書く。9月は自分の中で少し大きめなイベントと決断があった。
1.9月の出来事
(1)「本にかかわる人の交流会」にいってきた
小説家の佐藤青南さんが普段横浜で主催されている交流会が5年ぶりに札幌で開かれた。参加資格は「本にかかわるあらゆる仕事をしている方」である。「つじーさんも書評家と名乗ってるからいけるっしょ」と友達の小説家に誘われ、せっせと名刺を作り参加した。
これがえらい楽しかった。小説家、作家、書店員、司書、編集者、棚主など本にかかわる様々な肩書きの人が20数人ほど集まったのだが「書くという世界はこんなに幅広く奥深いのか」と思い知った。本を出されている方というのは自分が想像しているよりたくさんいるのかもしれない。
僕はnoteやXを中心に発信しているので、そこで読まれたり跳ねたりするかどうかしか発表の場がないといつの間に思っていた。でもそれだけじゃない。様々な刺激を受け、頭がぐるぐるする感じを抱えて帰路についた。
その刺激のまま文学フリマ札幌にも足を運んだ。noteに書くだけでなく、公募に出したり、自分で冊子を作ったりとやれることはまだまだあるのかもしれない。
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(2)noteの毎週更新をやめた
今年に入ってからずっと取り組んでいたことをやめた。一定の役割は果たしたからだ。
そもそも年初、僕は自分が書き続けられることに自信がなかった。そこで書くことを習慣にしたり書く体力をつける意味も込めて、どんな内容でもいいから毎週書くことにしたのだ。
そうやって継続した結果、書く習慣は以前よりついた気がするし、一度書き始めたら2500~3000字程度の記事は作れることもわかった。なんとなく自分に自信がついてきたのだ。
これからは毎週書くことにこだわらず、自分の中で2~3本柱を立て、その柱を自分の独自性にできるようにコツコツ書いていきたい。もちろん月に何本か書かないと体力が落ちるのでペースは落としすぎない。あくまで毎週書く縛りをなくすだけである。
2.9月の活動
(1)メディア掲載
毎月『宇都宮徹壱WM』連載中の書評は、牧野百恵『ジェンダー格差』を紹介した。本の内容とサッカーをうまく接続しながら、サッカーにとどまらない内容を書けたと思う。
本にかかわる人の交流会では、この連載の「サッカーファンにサッカー以外の本を紹介し、それがいかにサッカーと関わるか書く」というコンセプトのウケが良かった気がする。
(2)note記事
10/12(土)から開催されるヨコハマ・フットボール映画祭の方から話があって上映作品『FC スカヴァティ 赤から紫へ』の映画評を書いた。元々協力したいイベントだったが、なかなか関われず申し訳なかったので大変ありがたい依頼だった。
サッカー大好きで野球はほとんど見ない。でも野球本は好き。そういう変わった自分の好みを使って、野球をほとんど見てない人でも楽しめる野球本を紹介した。どれもおすすめだ。
ストレスフルな状態で日々を過ごしていたころに「毎週書くのつらいなあ」と思って書いた記事。今読むと「書評は割に合わない」ってちょっと愚痴っぽい気もする。
3.9月のきになる本
読んではないけど読んでみたい。そんな本を紹介。でも来月には読むことを忘れる可能性も高い。
10月に文庫になることをまったく知らず寝耳に水だった『嫌われた監督』。加筆もされているそうで楽しみだ。
著者のXでの投稿に目をひかれた。マッチョな感じがずっと苦手だった自分にも合いそうな『自分が嫌いなまま生きていってもいいですか?』。
4.まとめ
来月も続けられますように。
5.おまけ
僕が月報を書こうと思ったのは、フリーライターの徳山チカさんのnote記事がきっかけだ。月報のフォーマットも参考にしており、ほぼ一緒のようなものである。ありがとうございます。
とはいえ「よっしゃ!これで月報書いて仕事ゲットや!!!」と腕をぶん回しながら月報を書いたわけではない。そもそもフリーライターとして生計を立てている方と、連載はあるものの基本はnoteで細々書いている者とは天と地ぐらい状況に差はある。
しかしこの月報も他の記事と一緒に自分を知ってもらう一つの材料になればうれしい。そういう気持ちで書いていこうと思う。
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