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しゅわっとする日々 「ピノについて」

◆NEFNEに関わる人たちによる自由連載《汽水域の人々》
雑貨屋&フリースペースのお店「NEFNE」で交わるひとびと。多様な執筆陣がリカバリーストーリーをはじめ、エッセイ、コラム、小説など好きなように書いています。


こんにちは、松竹梅です。よろしくおねがいします。

最近、暇があればYouTubeを観てます。外国人が日本のことを褒める動画が好きです。

YouTubeの中の外国人は日本のコンビニが大好きでよくコンビニに行って大絶賛してるのですが、そのような動画を観ててひとつもやもやすることがあります。それは、外国人はコンビニに入ると真っ先にアイスコーナーに向かうこと。

アイスは他をまわってから最後にしなよ溶けますよと私はいつも思うのですが、外国人はそんな思いなどお構いなしです。

それで、外国人はピノが好きなのでピノをかごに入れたあと時間をかけてゆっくりスナック菓子やカップ麺やおにぎりのコーナーをまわります。

買い物を終えて帰宅した外国人は買ってきた食べ物をテーブルの上に置きっぱなしにします。もちろんピノも。

そしてスナック菓子やカップ麺やおにぎりなどをゆっくり食べた後やっと最後にピノを食べるのですが、そのころには案の定ピノは完全に溶けており、回りのチョココーティングのおかげでなんとか形を保ってはいるものの中身のアイス部分はもはやアイスではなく、かつてピノであったとろっとろのそれをうまいうまい言って食べるのほんとやめてほしいです。


【今回の執筆担当者】
松竹梅/好きな食べ物は麺類と鍋もの、好きなチューハイはキリン本搾りレモン。幸せになりたいです。


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