トゲアリトゲナシトゲトゲはもうトゲトゲでいいのではないか⁉︎ 〜純喫茶のナポリタン編〜
◆NEFNEに関わる人たちによる自由連載《汽水域の人々》
雑貨屋&フリースペースのお店「NEFNE」で交わるひとびと。多様な執筆陣がリカバリーストーリーをはじめ、エッセイ、コラム、小説など好きなように書いています。
先日、大阪駅前第1ビル、地下1階の、レトロモダンな、純喫茶、「マヅラ」さんで、昔なつかしい、「純喫茶のナポリタン」を、食べました。
なつかしい、まちがいのない、おいしさでしたよ。(うすっペらの、「おてふき」が、また、いい味を、かもし出しているんですよねぇ〜。)
でも、むかし、なつかしい、おいしさの、「純喫茶のナポリタン」には、ちょっと、おもしろい、お話が、ありまして…。
実は、この「純喫茶のナポリタン」は、2019年に、できたばかりの、このお店の、「新メニュー」だったのです…。って、なんでやねん(笑)。ね、ちょっと、おもしろいでしょ。
ついでに、お話しますと、どうして、このお店の名前が、「マヅラ」に、なったかというと…。
このお店が、できる前、創業者の、台湾人の、劉(りゅう)さんが、ひとりで、東南アジアを、旅しているとき、ある島で、ひとりの女性のことを、好きになってしまいました。しかし、劉さんには、「日本で、お店を開く。」という、夢があったので、なくなく、その女性に、別れを告げたそうです。
でも、別れぎわ、劉さんは、その女性に、「ぼくが、日本で、お店を開くときは、君のことを、忘れないように、お店に、この島の名前を、つけるよ。」と、約束したそうです。
そして、劉さんは、日本で、お店を開くとき、約束どおり、ほんとうに、その女性との、思い出の、島の名前「マヅラ」を、店名にしたそうです。なんか、ロマンチックな、いいお話ですよね…。
【今回の執筆担当者】
こにしいちろう/さすらいのソプラノサックスプレイヤー&孤高のはり絵作家。
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