もはや言論空間は「カードバトル以下」になりつつある
一部SNS等に限った話ではなく、最近の言論空間一般が「カードバトル」化しているのではないかという所感を有している人は、決して少なくないのではないかと思う。
とはいえ、この「カードバトル」という比喩によって直観的に伝達・理解されているところの事態の内実というのが、一体いかなるものであるのかということは、必ずしも明らかではなさそうだ。これについては様々な意見があり得るだろうが、私自身は「規範の(無自覚な)単一化」ということが、少なくとも一つの有力な説明になるであろうと考えている。
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