【恐怖の世界】これを超えるトレーラーはない【日記24/1/23】
こんにちは。
セリンドリカ佐々木です。
☆今回の記事にはホラーやグロ要素が含まれます。苦手な人は見ないでください
・恐怖の世界
皆さんは恐怖の世界というゲームを知っていますか?
恐怖の世界はクトゥルフ神話をベースに作られたゲームです。
ジャンルはホラーと若干のグロ。
舞台は1980年代の日本、塩川町。
この町で噂されている事件を解決しながら灯台で行われている儀式を止めて旧き神の復活を阻止するといったストーリーです。
こう聞くと謎解きメインのアドベンチャーゲームと思われるかもしれませんが、謎解き要素はなく毎回ランダムに5つ選ばれる事件をクリアして灯台に昇ることを繰り返して実績を解除していくローグライトです。
事件の解決方法も、指定の場所を調査していくだけ。
なんかあまり面白くなさそうと思った方もいるかもしれませんがそれを補っても余りある魅力がこのゲームにはあります。
まずは昔のPCゲーをリスペクトしたグラフィックとUI。
私は世代ではないので感動とかはしなかったのですが、それでもドットだから得られる良さは十分感じられました。
BGMもそれに合わせてファミコンチックな感じなので没入感半端ないです。
また、クトルゥフの要素を含んだコンテンツと時代背景を踏まえたシナリオ。
シナリオ開始前に復活予定の旧き神を選択するのですが旧き神という概念がそもそもクトゥルフですよね。
ゲーム内に出てくる呪文も普通のRPGと違って代償がかなり重いものになっていてクトゥルフらしさを感じます。
シナリオも1980年代という絶妙に発展していないけど科学技術が少しづつ民衆に普及してきた時代設定をうまく生かしていて最高の雰囲気です。
特に「死へと誘う掲示板の忌まわしき言い伝え」というシナリオはこの要素をフルに生かしていて一番好きなシナリオです。
マルチエンディングですがどの結末もお勧めなのでぜひやってみてください。
そして何よりほとんどのシナリオが「その場はしのげたけど根本的に解決はしていないよね」という結末になっており最高にクトゥルフしています。
塩川町大丈夫か…?
次はやりこみ要素の多さ。
プレイキャラクターの開放や実績の解除。さらにバックストーリーやチャレンジといった縛りプレイ。敵キャラ図鑑やマルチエンディング形式の各シナリオのクリアなど様々なやりこみ要素があるので無限に時間が溶けていきます。
しかも20個近くあるシナリオがランダムに選ばれてキャラも10人くらいいて(しかもキャラごとに能力に特徴があって)、古き神から受けるデバフもいろいろあって調査時のイベントもランダムで…とやるたびにまったく違うゲームになります(実質トルネコです)
そして難易度の高さも魅力のうちのひとつです。
このゲームにはスタミナ、理性、破滅値といった3つのリソースが存在します。
スタミナがなくなればキャラクターは死に、理性がなくなれば発狂してロスト。破滅値が100%になれば旧き神が復活して世界が滅亡。
つまりこの3つのリソースをうまく管理しながら事件の解決に臨まなければなりません。
スタミナや理性に関してはレベルアップや自宅での休憩で回復するのですが行動するごとに増えていく破滅値はほとんど回復する手段がないのでいかに無駄な行動をせずに攻略していくかがカギになります。
戦闘システムも独特ですし初めてこの作品をプレイする人はクリアするだけでも大変かも。
そして最後にキャラのデザインの良さです。
例えばこれ。
俗にいう口裂け女ですがまさか頭三個連結で来るとは…
このデザインセンスに脱帽です。
プレイヤーキャラもいい見た目のキャラが多いです。
超絶かわいい!って感じではないんですけどドットの良さもあって魅力的に思えるキャラが多いです。
しかもダメージを受けたり理性が少なくなったりアイテムを装備したりすると、見た目が変わる細かい仕様もあります。
特にスタミナが0になった時の姿は衝撃的です(さすがに貼れません)
今回見せたキャラはごく一部です。
ぜひプレイしてみて自分のお気に入りのキャラや敵を見つけてみてくださいね。
とここまで長々としゃべりましたが、「あんまり自分と合わなそう…」て思う方もいると思います。
そういう方もゲームトレーラーだけは見てください。
とてもわくわくしませんか?
私はこのトレーラーが大好きで何回も見てしまいます。
ゲームレビューの中にはトレーラーが良すぎてトレーラー詐欺とまで言っているものもあるくらいです(私的にはゲーム部分も好きなのですが…)
これを超えるトレーラーに今後出会えるのか。
それとニンテンドーチャンネルのほうのゲームの概要を抑えた動画も貼っておきますので買ってみるかどうかはこれを見て決めてもいいと思います。
気になった方はぜひやってみてください。STEAMとスイッチで販売しています。
それでは。