オンライン授業見学しました
日本語教師のたまご neeneeです。
先日、とある団体の日本語教室の授業を見学する機会に恵まれました。正確に言うと、練習授業の見学、でした。
JLPT N3相当もしくはそれ以上 の生徒さんに向けての(練習)授業だったのですが、取り上げたテーマが
「環境問題」。
これ今とてもナーバスでむずかしい問題だなぁ、と頭を抱えました。
というのは、思い出したんですよね、かつて私が英会話スクールに通っていた時、テーマによってまったく言葉が出てこなくて困ったことを。
一端の大人ですので、なにかしらの考えは持っているのだけど、まとまっていない意見であったり、相手の知識レベルがわからないとどこから話せば良いものだろうかとか、相手に配慮しながら表現すべき内容を、母語でも難しいのに学習言語で言うのはとても大変。ましてや語彙も足りていないことが拍車をかけて、恥ずかしくてうつむくばかりという悲しい事態。今回のこの(練習)授業も生徒役の皆さん、話しづらそうなこと限りないわけです。
(私はこういう時、多分、フィラーを教えちゃうかも。)
さらに今回の授業は、とある市販テキストを使用していたので当然(?)文型の導入がありました。
(いやー、その文型の導入が目的ならテーマは環境問題じゃなくていいヨネ。。)
更には漢字・カタカナの導入、そしてその文字の単語紹介・意味理解確認、、、やることいっぱいあって、60分で収まらない。
(なんでこの漢字・カタカナの成り立ちを教えないんだろう、モヤモヤ。)
()内みたいなことばかり考えちゃう私は、この団体になじまないだけなのか、教師として生業をたてることがそもそも向いていないのか。できれば前者でありたいと思いつつ、それでも学ぶことはたくさんあると思い、教師の端くれになれるよう、前向きに検討しています。実践ゼロの私には何でも血肉になるはず!
たぶん!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?