necotsubame

図らずもねことつばめとの田舎暮らしがはじまりました。お仕事、身体に触れる人。セラピスト。 旅とごはんと料理と仕事と自然とねこが好き。 突然の好きなもの(猫以外)全部強制終了と同時に田舎暮らしがスタート。 身体がもとに戻るまでの自分の体験の備忘録。 自分とどこかの誰かのために。

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図らずもねことつばめとの田舎暮らしがはじまりました。お仕事、身体に触れる人。セラピスト。 旅とごはんと料理と仕事と自然とねこが好き。 突然の好きなもの(猫以外)全部強制終了と同時に田舎暮らしがスタート。 身体がもとに戻るまでの自分の体験の備忘録。 自分とどこかの誰かのために。

最近の記事

難病になったから気づけたこと、振れる心と自分との約束

私はジストニアという病気になるまでずっと健康できた。元気できた。 やりたいことをやってきた。 自分が元気な時、セラピストをしていた時、やりたい仕事や遊び、思いきりできていた時。 周りに病気の人や、元気がない人はたくさんいたと思う。 今回自分が病気になってみて気づいたこと。 元気な時は心も元気で、自分に元気がなくなっても自分である程度がんばることができた。今思えば、そのときの元気がないっていってる状態って、確かに、その時の自分には大変だったと思う。でも今の自分からしたら

    • 難病の中での引っ越し、一人暮らしよさようなら。こんにちは実家暮らし。

      ジストニアになって5ヶ月。そろそろ一人暮らしの家を引き払おう。 大好きだった山の上にある家も場所も、ほとんど実家にもどっていたため、使う事がなくなっていた。 世間はコロナ騒ぎでまだまだ賑やかだったが、その間の私はといえばジストニア一色だった。 仕事復帰のめどは立たず、収入もストップ。 それでも、復帰できる日が来るのではないか、と家はそのまま借り続けていたが、そろそろ自分の腹を決めていったん引き払わなくてはいけないかもしれない、と思っていた。 住んでいた、仕事もしていた家を

      • ジストニアが変化しはじめた不思議な日からのさらなる変化

        ジストニアと診断されて数ヶ月、数ヶ月ぶりに自分の体が自分の意思で立つことができた嬉しさ。普通に立っていられて普通に歩くことができる感動。みんなには当たり前のことだが、私にとってはとても特別なこと。 ”こんなの簡単だ!”その言葉どおり、私の身体はその時確かに元にもどっていた。 セッションでの体の変化と心にのこったこと友達に連れられ、訪れたセッション会場でのセッション後、私は普通に壁なしで椅子にも座れ立って歩くことも、壁なしで立つこともできるようになっていた。 そのセッショ

        • 難病で思うように動かなかった身体が数ヶ月ぶりに元に戻る感覚を教えてもらえた日

          ジストニアと診断されて数ヶ月。前回の記事でも書いたが、可能性のある治療をいろいろ試した。ある日突然身体が後ろに引っ張られるようになって、毎日重りを背中や首にぶらさげて生活するような日々が続いていた。 セラピストの仕事をしながら一人暮らしをしていたが、仕事も強制終了。 普通の日常の動きもままならず、5分くらい動いては壁か床にすがって休む生活。体が健康で、普通である日々がどれだけありがたいものだったかを身をもって感じた。一人暮らしの生活をしているのもこわいので、いったん実家へ

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          自分の身体なのに自分の思うように動かせない、こんなことってあるんだね

          ジストニアという病名を診断されて、病院でできる治療を受けた。 首の左右筋肉にボトックス注射をうった。 診断される前には身体がおかしいのだと思い、整体やマッサージにも行っていた。 行った直後は体が楽になったと思うのだが、扉を出て数歩歩くころには体は元どおり、後ろにひっぱられてしまうのだ。 本当に不思議だった症状実際には不思議だった、ではすまないようなけっこうきつい症状だった。 後ろに引っ張られて前に進む一歩が重い。冬なのに数歩歩くだけで汗だく。例えて言うなら20キロくらいの

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          難病と診断されて、冷静に考えた 難病って一体なんだっけ?

          ジストニアと診断され、病院から帰った日。 朝起こった過呼吸を思い出すとまた起きてしまうのではないかとこわくなる。 気を紛らわすために、眠くなるまで友達に電話をしてつきあってもらった。 友達と話してる間は、冗談いったりしながら病気の事だって笑い飛ばせる。 だが、1人に戻ると突然不安におそわれる。 朝まで知らなかった病名が、いまはあまりにも自分事だが、ジストニアへの知識はまったくに等しいほどない。 病院で簡単な説明は受けたものの、ありきたりなストレスが原因てやつ。 たしかにス

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          元気だけが取り柄だった私がある日突然、難病になった

          はじめての記事 そして、重めのタイトル。 タイトル重めでも中身はライトに淡々と書きたい気持ち。 はじめまして。 40代女。職業セラピスト。 いや、正確にはセラピストでした、かな。 健康だけが取り柄の私。 そんな私は、半年前のある日突然ジストニアと診断された。 ここ最近、自分の体に変化が出てきた事で、この記録を残しておきたいと思い始めた。 人間ってすぐに忘れてしまう生き物だから。 中でも私はよく忘れてしまう生き物だから。 こんな日々がいつか誰かの役にたつ日が来るかもしれない

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