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こんばんは。お身体に気をつけて下さいね。

なんと優しい文ではないか。

今このページを開き、さて何を書こうかと思ったら飛び込んできた、例文なのか、はたまたご挨拶なのか分からないが書いてあった文。

私もそんな優しい気持ちで書けたらなぁ。なんて思いつつ、今日も優しい気持ちとシビアな目線とまあ色々な大波小波をなんとか泳いだり、既に壊れてしまった船の残骸に捕まってもがいたりしている所だ。

私がまた文章を書いてみようと思ったのは、まずアホほど落ちる面接で聞かれる、自分の長所と呼べるもの、貴社で働きたい気持ちなどを要点にまとめて話すのが嫌になった事(好きに喋らせてくれ)そしてそれは…そうそれ故に、今現在かなり暇な時間が増えた事、そしてそこはなかなかギリギリというか、金銭面、いや私の人生でいう谷の底らへんで私はポツンと立っている事に気付いたからである。

ただ、今の気持ちはどん底かといえば、なんとなく楽観的というか、違うな、ヤケクソ気味というか、まあ、先月の今頃はそんな自分に嫌気が差し、とりあえず遺書までとはいかなくとも、家のあらゆる場所を掃除し、粗大ゴミを捨て、書類をまとめ、亡くなった時の手順や連絡してほしい人のリストを作成。これでいつでも大丈夫と思って過ごしたのだが、そうこうしている内に、ようやく退職金が入りなんとかもう少し生き延びられるという気持ちが出てきて、その少しの心の安定からか、優しい人たちの気持ちに気づき、今いる暗い場所でも少し目が慣れ、ぼんやりと見えるものがあったので、なんとなく書いて見ようかなと思ったのだった。

うん。現実逃避もあるね。

そう。

やらないといけない事はある。

おそらくある。

でもまあやりたくない。

かなりやりたくない。

こうなる事は分かっていたので、私は前職辞めた時にこう誓った。

短期決戦で仕事決めなきゃ、私みたいな人間は仕事やらねーって。

絶対夜更かししてしまう。って。

そんなに若くないのに、なんか勢いで生きてしまって、でもまあどこかでなんとかなるとか思ってて(ちがう。やらないとダメなんだって)って。

そして、自分の短所と、たまに過ぎる優しい人たちの顔と、あの時手を差し伸べてくれたその人たちに謝りたい気持ち。そして、そんな自分の情けなさに泣けてきて、でも泣いても前に進むしかないんだから。なんだかまあ。人っていうのはしぶとく出来てるんだなぁ。ま。大丈夫でしょ。と思う気持ちを何周もぐるぐる回りながら。

いっそバターにでもなってくれたら少しでも人の役に立てるんではないか。

そんな事を炬燵の中で考えながら、ぼんやりと占いなんかしちゃったりして、今日も生きるのだった。

とりあえず、誰の前にも、春はもうすぐそこまで来ている訳で。

皆さま、春が来るまでもう少し、どうぞお身体には気をつけて。

バターになるにはまだ早い様なので、これからもどうかお付き合いくださいませ。


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