たまごの王子さん江
お久しぶり
わたしの12ヶ月を知ることができたでしょうか
電話も出てくれないけれど。
あなたはきっとわたしの様子を伺っていたことでしょう。
長い沈黙と噴火に落石火事4の字固め。ありとあらゆる嫌な事を共有したような気もします。
ついに朝がやってきました。
朝日を2人で浴びましたよね。わたしは胸が熱くなりました。
きっとずっと気が遠くなるような昔から続いてきた
わたしたちの火事は、もうふたたび起こらないでしょうね。今世で終わらせる予定なのだとか。
そうよね?たまごの王子さん。
喜ばしい夜明けにちょとだけ会話をしたような気がします。明日は雨だとかその次は晴れだとか教えてくれましたね。
次に訪問する世界ではわたしがあなたを困らせます。
フェアでしょう?
なんちゃって。
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