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特別支援学級の息子、就学相談をした時の話【後編】

こんにちは。
特別支援学級1年生の母、makiです。

特別支援学級(知的クラス)の息子が、就学相談をした時のお話の続きです。
前回の話はこちら。

今回は、就学相談で役に立った「サポートブック」についてお話ししたいと思います。


▼サポートブックとは?

サポートブックは、障害のある子どもについて、いつでも、誰からでも必要な支援や配慮を受けられるようにするための支援ツールのこと。
子どもと家族以外の人が関わる際、関わってくれる人(支援者)に知っておいてほしい「子どもの様々な情報(発達状況・病歴・性格など)」をまとめておくものです。

簡単にいうと、我が子の取説みたいなものですね。

サポートブックの他に、子育てファイルなど呼び方があったり、各自治体でいろいろなテンプレートを配布していたりします!
これから作ってみようと思っている方は、お住まいの自治体のHPをチェックしてみてもいいかもしれません。

▼私がサポートブックを準備したタイミング

私がサポートブックの存在を知ったのは次男が年中の冬。

その時は、
「就学相談へ行くときにあると便利そうだから、その時までに作ろう!」
と思ったのですが、着手したのはなんと就学相談の4日前・・・。

自治体で配布しているテンプレートは、Word、Excelなどで作られた、一昔前に役所が作りました!という雰囲気のものばかり。(悪いとかじゃないですよ!!!)

もちろん、これで作成しても良かったのですが、せっかくならもう少し可愛いデザインのサポートブックにしたいな〜と思っていたので、canvaでデザインを1から作りました(4日前なのに。そんな暇ないのに。)

完成した時の写真。A4サイズで息子の場合は全16ページ。男の子のイラスト横に身長体重書こうと思っていたけど、結局書き忘れていることに今気づいた・・・。

▼サポートブック作りで大変だったこと

なんといっても、一番大変だったのは記憶の呼び起こし!

病院での診断書、メモ、受診記録、療育の支援計画書など、書類は色々残していましたが、

・具体的にいつ病院を受診した?
・受診した時に何をした?(検査?定期検診?)
・当時の子どもの様子(どのくらい発語があったか、ご飯を1人で食べていたか、トイレは自分で行けたか、着替えはどのくらい自分でやっていたか)

など、書類以外の生活面の記憶は曖昧だったので、過去の動画やインスタの記録などを見て思い出しながら記入しました。

動画はかなり参考になるので、写真ばかりでなく動画を残しておくのもおすすめです。

記憶が呼び起こせれば、あとはテンプレートに沿って入力を進めるのみ!
ただし、かなりの量があるので、入力は大変でした。

▼実際にサポートブックが役立つシーンとは?

私たちが住んでいる自治体での就学相談では、現在の様子を記入するシートのほかに、これまでの生育歴や受診歴など、子どもの様子を記入するシートがありました。(その場で手書きで記入します)

相談員さんと子どもが2人で面談している20〜30分の間に記入する形でしたが、はっきりいって、あの時間で記入する(記憶を呼び起こす)のはかなり至難の業。

結局、私はそのシートには記入せず、持っていったサポートブックをまるっとコピーしてもらって提出しました。

サポートブックを手渡す際、
「あ!持ってきてくださったんですね!ありがとうございます!」
とおっしゃっていただきました。
要は、相談員さんが子どものこれまでの記録を確認できればOK!ということですね。

むしろ、その場で記入するよりミスなく漏れなく記入できているので、私はサポートブックを持参して良かったです。

実際に使用したサポートブックが見てみたい!という方は、下もぜひチェックしてみてくださいね!


▼私が使ったサポートブック

今回、私が就学相談に持参したのは、このサポートブックです。
既往歴、生い立ち、現在の性格や特徴、環境、訪問・相談歴、日常生活など細かく記入できるようにしました。
日常生活やコミュニケーションの欄はチェック形式にし、あまり考えずにささっと入力できるようにしています。

このデザインは息子用に作った男の子バージョンですが、女の子バージョンもあります。

※使用方法は2パターンです
・直接編集したい方
→ canvaのテンプレートとしてご使用ください(canvaアカウントが必要です)
・印刷して使用したい方
→ PDF or pngデータを印刷して直接記入してください

このデザインでサポートブックを使用したい方は、下記の記事からダウンロードしてくださいね!


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