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1週間で入院の成果が少しずつ出てきた

入院1週間が経過して、少しずつ快方に向かう感じがありました。
一方で、入院患者コミュニティに組み込まれて面倒なこともありました。
今日はそこら辺を書きたいと思います。


座って読書できる日がある

荷物の中に小野不由美著の十二国記シリーズを入れてきていたのですが、最初の1週間はほとんど手もつけられずにひたすら寝ていました。

だんだん、だんだん、共有スペースに陣取って読書できるようになってきたのが入院8日目くらいでした。

最初はスラムダンクでライトな読書を、その後十二国記も手に取って活字を読めるようになっていきました。

入院8日目の日記には「ぐったり眠い日:座って読書できる日=2:1」と書いてありました。

たった1週間、されど1週間、入院し時間が経過して、起きていて集中力のある時間を取り戻してきました。やった!

患者コミュニティ

最初の数日はぼっち飯をしていたのですが、患者の中で橋渡しが上手な女性が「このグループに入ってご飯食べたら〜」とすすめてくれて、とある女性4人組のテーブルに入って食事することになりました。

4人がけのテーブルに4人座っていて、私が入ってきて5人。私は隣のテーブルに一人離れて座ることになり、一緒なんだか違うんだかよくわからない状態⋯。

すると、その中の一人がテーブルに来なくなり、どうやら自室で食事をとるようになったようです。

私は自分が追い出してしまったようで気まずいまま、その4人がけのテーブルに座って食事するようになりました。(結局テーブルに来なくなった人の真意はわからずじまいでした。)

このテーブルでの4人組が私の入院中のコミュニティのベースになりました。それぞれ病気も病状もばらばらで、お互いの話し、病院食について、かっこいい看護師さんの噂話などたわいもないことで盛り上がりました。

面倒、でも良いこともあった

患者コミュニティには絶対に巻き込まれないようにしよう! と入院時に思っていたのですが、無理でした。

予想通りというか、食事コミュニティ内で言った言わない論争がおきて巻き込まれそうになったりとかしていました。やはり、入院生活が長いとずっと全部なごやかに、とはいかないですね⋯。

ただ、一方で良かったなと思うこともありました。

私はいま地方都市に住んでいますが、地縁も血縁も無い場所に移住したので、話し相手が皆無です。夫としか話さない日々がずーっと続くのが日常でした。

そこから一転、入院して患者さん、看護師さん、主治医の先生、薬剤師さん、作業療法士さん、のちにカウンセラーさん、ソーシャルワーカーさん等々たくさんの人と話す日々になりました。

とても刺激的で、ああ、私は"この新しい人達と話す"という刺激に飢えていたのだと気づきました。

特に仲良くなった患者さんとは、アニメとかマンガの話しに花が咲いたりして面白かったです。恋バナしたりもしました。

退院したら友だちを作ろう、何かのコミュニティに入ろう、と強く思いました。

次回

カウンセリングの問診票をもらい、いよいよカウンセリングがスタートしそう!
そして使用する薬にも変更があり、治療が動いていきます。
個人OT(OT=作業療法)にも参加するようになりました。
入院生活が少しずつ変化していく様を書きたいと思います。


本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
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次回もお読みくださると嬉しいです。

ねこになるしか! どうも、ねこしかでした。

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